出版社内容情報
介護リーダーが抱える悩みをコーチングで解決
「コーチング」とは、課題や問題を自分で主体的に考えるためのコミュニケーション手法です。
「今どきの子は少し注意するとすぐに落ち込んでしまうから、指導方法がわからない」
「新人が仕事を進んでやろうとしない」
「辞めてほしくない人ほどすぐ辞めてしまう」
こうした新人・後輩指導にまつわる悩みを、「コーチング」によって解決するための解説書です。
現場で働いている人から集めたよく困りごと30事例をマンガで紹介。
それぞれの困りごとに対する解決策を、コーチングに基づいて解説しています。
コーチングとティーチング、カウンセリングとの違い、自分自身の課題を解決するためのセルフコーチングなど、コーチングにまつわる知識や詳細情報、実際に介護現場コーチングを使っている方々の体験談も多数掲載。
コーチングを知ることで、職場の人間関係が良くなり、介護現場で楽しく働き続けることができるようになります。
「『私には介護業界は向かないんだ。辞めよう』と思っていたとき、社内研修でコーチングを知りました。そして、定期的にコーチング研修を受けるなかで、自分の思考パターンや視野の狭さに気づいたのです。
コーチングのトレーニングは自転車の運転と同じです。
『ここに手を置いて、ペダルを右足で踏み出して』と最初は意識して、ぎこちなく運転していても、乗っているうちに意識しなくても自然と運転できるようになります。
『コーチングをやってみよう!』と最初は意識しても、そのうち自然と身につき、気がついたら、あなたの思考パターンやコミュニケーションが変わっていることでしょう」
(「はじめに」より)
■目次抜粋
何でいつも私ばっかり我慢しなきゃいけないんですか!
何かあるたびに「辞めます!」を連発するスタッフ
前職の武勇伝を自慢してくる男性スタッフ
自分でやった方が早いし確実!
責任のある仕事なんてやりたくない
わからないのに口だけ出してくる施設長
チームケアを乱すスタッフには、辞めてほしい! など
目次
何でいつも私ばっかり我慢しなきゃいけないんですか!
こんなことぐらい気づいて当然じゃないの!
何で私の言っていることが伝わらないの?
私はちゃんと言ったのに!ミスしたのは、私じゃありません!
何かあるたびに「辞めます!」を連発するスタッフ
前職の武勇伝を自慢してくる男性スタッフ
自分で考えて行動しないスタッフ、動いてよ!
会議中は発言しないくせに文句ばかり言うスタッフ
何度言っても覚えてくれないスタッフ
「人前は苦手なので…」と仕事の選り好みをするスタッフ〔ほか〕
著者等紹介
三田村薫[ミタムラカオル]
2003年に介護支援専門員の資格を取得し、介護業界へ転職。2013年コミュニケーションオフィス3SunCreateを設立。2016年コーチングスクールArt of Coachingの創立に携わる。現在、コーチングやNLP(神経言語プログラミング)、心理学をベースとした介護リーダー養成研修、折れない心を身につけるレジリエンスセミナーを全国各地で開催している。豊富な実践を交えた参加型研修が特徴の介護・医療職専門コーチとして活躍中
吉田美紀子[ヨシダミキコ]
20代からおもに4コマ誌で活躍。セカンドキャリアで介護の仕事を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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