出版社内容情報
水引は古来より封印や魔除け、人と人を結び付けるという意味合いがあり、現代においても冠婚葬祭の熨斗袋や贈答用の装飾等に使用され、日本人の生活に根差しています。
水引の始まりは日本人の祈りに原型を見ることができます。本書では、水引の作法、結び方はもちろんのこと、はじまりから、そして現代のよく知られた贈答文化、これからの水引の行く末を辿り、現代へと繋がっていく流れを紹介。
結ぶ、祈る、贈る、日本のかたちを、水引デザイナーであり、水引文化の研究をライフワークとして取り組む著者が、豊富な図版と共にわかりやすく紹介します。
■目次
第一章 水引
第二章 礼法
第三章 基本の結び
第四章 元結
第五章 陰陽五行
第六章 水引の色
第七章 熨斗
第八章 結び
第九章 贈答
索引/参考文献
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目次
第1章 水引
第2章 礼法
第3章 基本の結び
第4章 元結
第5章 陰陽五行
第6章 水引の色
第7章 熨斗
第8章 結び
第9章 贈答
著者等紹介
長浦ちえ[ナガウラチエ]
水引文化研究家、水引デザイナー。福岡県生まれ。2013年に自身のブランド「TIER(タイヤー)」を立ち上げる。同年に書籍『手軽につくれる水引アレンジBOOK』(エクスナレッジ)が出版されたことをきっかけに、伝統を守りながらも従来の水引をアップデートする表現が話題となり、たちまち水引を世に広める。プロダクトデザインのほかに、「2020年ドバイ国際博覧会」日本館の水引制作に携わるなどアートワークでも幅広く活躍している。企業や地域、教育機関との取り組みの中で水引文化を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カエル子
呑司 ゛クリケット“苅岡