出版社内容情報
紙すきや、切る・折る・組み立てるなど、身近な材料である紙を使い、手先を動かしてどなたでも作れる、実用的で楽しい作品60点。クラフトは、制作過程を通して手の機能を最大限生かしながら頭を使うことで、
高齢者の方々にとっては、楽しみながら指先や脳のトレーニングになります。
また、作っていく過程の楽しみや完成後の満足感は心を豊かにしてくれます。
クラフトの素材はさまざまある中で、本書では、”紙“というもっとも身近で手に入りやすい素材を使いますので、
失敗を気にせず楽しみながらいくつも作って、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。
自宅で楽しむのはもちろん、デイサービス施設などでレクリエーションや作品作りを指導する職員の方たちにもすぐに役立つ、
紙クラフトのアイデアを提供します。
●紹介する作品の特長
1章、2章でのおもな作業は、切る、折る、組み立てる、一部をのり付けするなどです。
いずれの作品も型紙付きですので、さまざまな模様の切り紙や飛び出す切り絵、さらに立体的な箱や皿作りを楽しむことができます。
立体的に立ち上げて楽しむポップアップでは、メインの絵柄はカラーの型紙付きですので、カラーコピーして使うことで、だれでも素敵な作品作りを楽しむことができます。
3章は、紙すきで模様や絵入りのカードやコースターを作ります。気軽に取りかかれて好みの模様の作品を作る方法を各種ご紹介しています。
4章では、じゃばら折りした紙を開いて花を作るという、だれでも子供のころに一度は楽しんだことのある技法をもとにして、工夫を加えてバリエーション豊かな紙の花々を作ります。
また紙粘土と好みの模様の紙を使って、アクセサリーなども作ります。
佐々木 隆志[ササキ タカシ]
佐々木 隆志:静岡県立大学短大社会福祉学科教授。高齢者の終末ケア、福祉マンパワー対策などを研究。著書に『サクセスフルエイジングのための福祉』(勁草書房)ほか。
工房GEN[コウボウゲン]
工房GEN:各種クラフト素材を使い、ジャンルを超えて、作って使って楽しめる手作りクラフトを制作、提唱。主宰・長峯史紀
内容説明
身近な素材「紙」で誰でもできる、カードや箱などのつくり方と型紙。
目次
1 紙を切る(じゃばら折りの切り紙;心をいやす切り紙ライトカバー;切って立ち上げる とび出す動物切り絵)
2 紙を切って組み立てる(切って組み立てる箱;小物を入れて楽しむ器;季節を楽しむポップアップ)
3 絵と模様入りの紙すき(紙すきでつくるカードとコースター)
4 紙の花とアクセサリー(香るポンポンをつけた花飾りスタンド;じゃばら折りでつくる花のブローチ;石粉粘土と紙でつくるアクセサリー)
著者等紹介
佐々木隆志[ササキタカシ]
1957年北海道雄武町生まれ。1980年東北福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。社会福祉研究のため英国留学(1980年10月~1981年9月)、“Castle Priory College”および“Wakes Hall Residential Centre”にて学ぶ。1985年東北福祉大学大学院社会福祉学専攻修士課程修了。青森中央短期大学幼児教育学科専任講師。1994年弘前学院短期大学生活福祉学科専任講師を経て、助教授。静岡県立大学短期大学部社会福祉学科教授を経て、現在、社会福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。