出版社内容情報
間違った作例(×)と正しい作例(○)を比較することで、漫画、イラストをより魅力的に描くときに必要なパースの理論を解説。
漫画やイラストで、キャラクターや背景を描くときに必要とされる技法がパースです。
パースとは遠近法、透視図法とがあり、絵に奥行きを出したり、人物が背景に自然に存在させるために、これらの技法を正しく使わなければなりません。
同書では、まず、理論は見て学ぶという手法をとっていて、パースが狂った作例と正しい作例を比較して、どうなっていると間違っているか、どう描くと正しく見えるのかが、簡単に理解する事ができます。
パースがしっかりした魅力的なカラーイラストも掲載され、難しいパース理論を楽しく学ぶとこが出来ます。
【著者紹介】
1966年生まれ。漫画家。『克巳・パラドックス』で第13回新人コミック大賞入選。『ポケットモンスター』などのアニメ・映画のキャラクターデザインを手がける。
目次
カラー作品ギャラリー
表現の比較と遠近法の基礎
3大基礎技法(四角形分割技法;対角線ワープ技法;トコロテン技法)
簡易校舎の作画技法
柱のジレンマ解消方法
精密な窓の作画技法
デジタル作画技法
画角とレンズの表現
階段の描き方
人と物のスケール比較
オマケのページ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なか
1
最初だけパラ見。1章までで絵の描けない人間はパンクしそう…あと、背景を描くには数学的な感覚も必要だと分かった。論理的。00カラー作品ギャラリー(実例)01表現の比較と遠近法の基礎02四角形分割技法(三角定規でなんか…難しい)03対角線ワープ技法04トコロテン技法05簡易校舎の作画技法06柱のジレンマ解消方法07精密な窓の作画技法08デジタル作画技法09画角とレンズの表現10階段の描き方11人と物のスケール比較12オマケのページ(傾きのある屋根など)。参考文献もある。2017/07/19
ちむ兄
0
パースがわかった(描けるとは言ってない)2022/03/26