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出版社内容情報
布を縫い合わせたパッチワーク、縫い目で布を補強したキルト。世界中にある「かわいい」パッチワークとキルトを集めた1冊です。
布がまだ貴重だった頃、布は小さなはぎれになっても大切に使われていました。はぎれは捨てずに接ぎ合わせてパッチワークにして、ほころびや補強にはキルティングが施されたのです。布をつなぎ合わせて好きな模様を生み出し、そして布を最後まで大切に使いきることは、実用性だけではなく、生活の楽しみでもあったのです。
世界中のいろいろな地域で、自然発生的に何かしらのパッチワークやキルトの技法は伝わり、またその美しさは長く愛されてきました。それは布を大切にする気持ちから生まれています。
この本では、伝統的なパターンをあしらったアンティークのものから自由に接ぎ合わせた現代のもの、色使いが個性的な民芸品や民族衣装、実用性に富んだインテリア雑貨まで、世界にあるさまざまな「かわいい」パッチワーク・キルトを紹介します。自由なパターンやアップリケの数々に、自分の持っているお気に入りの布で、また着なくなった洋服の布を使って、ちくちくパッチワークやキルトを始めてみたくなる1冊。パターン図案も掲載します。
アメリカンパッチワークキルト/日本のパッチワークとキルト/インドのカンタ/フィリピン、カオハガン島のキルト/韓国のポシャギとヌビ/パナマのモラ/タイの民族衣装のパッチワーク/パキスタンのラリーキルト/フランスのブティ/ネパールのドダウリキルト など、コラム(カオハガンキルトの話、アーミッシュキルトの話、日本のキルト作家、ファッションとパッチワーク・キルト、フィードサックの話など)、基本用語辞典、パターン図案
内容説明
インテリアとして、生活品として、衣装として、民芸品として、また文化や願いを伝えるものとして作られてきた、世界のかわいいパッチワークやキルトを集めました。きっちりと縫い合わされているもの、何となく歪んでいるもの、土台が見えないくらい縫い刺してあるもの、拙く大きな針目のもの…。紹介したものは、針目のひとつひとつに心が感じられる、すべてが個性的で愛おしいものばかりです。本書を通して、針仕事をもっと身近に感じていただければ幸いです。
目次
アメリカのパッチワーク・キルト(イブニングスターのキルト;四角つなぎのキルトトップ;ログキャビンのキルトトップ ほか)
世界のパッチワーク・キルト(刺し子の布団;襤褸の布団;つぎ接ぎの酒袋 ほか)
パッチワークキルトの基本と図案(基本の用語;基本の技法;図案と型紙)
感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
鴨ミール
rara
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