出版社内容情報
トルコで受け継がれてきた、彩り豊かなレース編み・オヤ。針で作るイーネオヤを中心に、作り方から手仕事の現場を紹介。
「オヤ」とは、トルコ人女性が宗教、慣習的にかぶるスカーフの縁を飾る、レース編みのこと。古くから嫁入り道具の一つとして母親や祖母が新婦に用意したものでもあり、現代では作る人が少なくなってきたものの、トルコ各地の田舎では今でも作られている伝統工芸です。
可憐でデザイン性の高いモチーフが多く、最近では日本でも百貨店や雑貨店で取り上げられているほか、各地ワークショップイベントでも刺繍、工芸好きの人気は高まっています。
本書では、ナウルハン、イズニック、ブルサ、オデミッシュといった、トルコで古くからオヤが作られてきた手仕事の現場を取材。針で作っていく「イーネ(針)オヤ」の伝統モチーフを中心に、それぞれの土地に受け継がれるモチーフの作り方をわかりやすく紹介します。彩り豊かで愛らしく、ピアスやネックレス、ブレスレットといったアクセサリーや小物にさりげなく取り入れやすいものばかりです。
【著者紹介】
出版社勤務、フリーライターを経て1995年よりトルコ・アンタルヤ在住。トルコ伝統工芸の店「ミフリ」店主。キリムやオヤをはじめトルコ手工芸を日本に伝えるべく、メディア執筆や講演多数。
目次
1 ビンテージコレクションからイーネオヤ・カタログ―ブルサ、イズニック、ナウルハン、オデミシュ、アイドゥン
2 オヤの故郷マルマラ海地方を訪ねて(ブルサ;オヤを編む(糸のこと、針のこと、基本の編み方)
イズニック
ナウルハン
イスタンブル)
3 オヤの故郷エーゲ海地方を訪ねて(オデミシュ;アイドゥン;オヤを今に伝える手作りアクセサリーで心豊かに)
著者等紹介
野中幾美[ノナカイクミ]
出版社勤務、フリーライターを経て1995年よりトルコ・アンタルヤ在住。トルコ伝統手工芸の店「ミフリ」店主。キリムやオヤをはじめトルコ手工芸を日本に伝えるべく、メディア執筆や講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
まっきー☆
siro
アキコ
ninoko