スコットランドの伝統てぶくろ―シェットランドとサンカ、ふたつの地に伝わる手編みグローブとその歴史

ｍｉｒｏ ｐｒｅｓｓ【編】

誠文堂新光社（2013/11発売）

• サイズ B5判／ページ数 159p／高さ 25cm
• 商品コード 9784416313220
• NDC分類 594.3
• Cコード C5077

出版社内容情報

フェアアイル柄とシェットランド・レース、伝説のサンカ・パターン。時を超えて編み継がれる手袋たちの魅力と歴史をお伝えします。

スコットランド最北端のシェットランド諸島からは、多彩なフェアアイル編みにおしゃれなレースの手袋。そして本土南西部の田舎町サンカからは、知る人ぞ知るエレガントな白黒パターンのグローブと小物を紹介。それぞれの魅力と歴史、そして不思議な符合…手袋たちのストーリーを、美しい風景とともに楽しんでいただけます。ビギナーにも編みやすいミトンから総柄フェアアイルの本格的な手袋、そして繊細なレースの手袋におそろいの帽子まで、編み方やパターン図も掲載。また、独特のモノトーン柄に気軽に挑戦できるよう、サンカを代表するニッターによるスヌードの編み方解説も。伝統パターンの数々も、鮮明な写真とパターンチャートで網羅しています。実用的で美しい、物語のある手袋の数々が、編み物好きの心に火をつける一冊。もちろん、両地域のこだわりホテルやミュージアム、絶景の写真など、おなじみの旅情報もたっぷりと添えました。

北欧の面影を残すオールパターン手袋／戦渦を超えて。友情と心意気の手袋物語／カフスのある手袋／フェアアイル柄の伝統手袋／かわいくてたのもしい、南極ミトン／シェットランド・レースの手袋とおそろいベレー／ミュージアムの手袋コレクション／シェットランドの古都スカロウェイ／サンカに伝わる優美なグローブ／サンカ・パターンを守る人々／サンカパターンのおしゃれスヌード／サンカの隠れ家ホテル

【著者紹介】
フリー編集者／ライターの山喜多佐知子が命名したSOHOオフィス。1996年、長らく雑誌の世界で活動してきたフォトグラファー武井哲史とともに、シェットランド・シープドッグのルーツを探るべく訪れたシェットランドの写真集制作を機にスタート。以来、おもに書籍やムックの制作など、山喜多／武井を中心にさまざまなクリエイターとチームを組んで取り組んできた。

内容説明

シェットランドとサンカ、スコットランドの北と南で編み継がれてきた手編み手袋を集めました。デザイナーの新作からミュージアムの所蔵品まで、実用的で美しい伝統デザインの数々をたっぷりと、それぞれのふるさとの風景や物語とともにお届けします。編み方やパターンチャート、旅情報も合わせてお楽しみください。

目次

スコットランドに伝わる手編み手袋
シェットランドの愛らしい手袋たち
オールフェアアイルの手袋
カフスのあるオールフェアアイル手袋
オールフェアアイル手袋ゆかりの地古都スカロウェイ
伝統のフェアアイル手袋
南極行きのミトン
棒針レースの手袋とベレー
２トーンのハンドウォーマー
ミュージアムの手袋コレクション〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

編み物が下手の横好きで好きです。セーターやマフラーを量産しては夫に嫌がられたこともありました。そんな自分の心にドカンと響いたのがこれ！繊細な模様にうっとり！日本の刺し子といった昔の手芸製品が好きなので、ミュージアムにはぜひ行ってみたくなりました。タータンが有名な国ですが、本当に素敵なパターンがたくさんあるんだなあ！

2019/10/02

[Koning]

シェトランドとサンカの手編み手袋の本。パターン自体は伝統的なそれなのだけれど、大量に含まれる風景写真が素敵すぎるので、とりあえず手芸何それでもこれはアリかもしれないという本（笑）。ただ、伯爵がデュークパターンにどーたらの件は解せぬ（汗

2014/01/21

[山吹]

写真は相も変わらず美しい。様々な幾何学模様を眺めているだけで幸せになれます。ただ、サンカ手袋がパターンのみの紹介で、編み方が一つも載っていなくてがっかりしました。権利の問題なのかな。たたさんのHPを見ろ、と言う事なのでしょうか？

2013/11/21

[えきゅー]

面白かったー。シェットランド行ってみたいです。　手袋は片手編んだあとにもう片手が続かず放置することが多いので、スカーフ編んでみるのはいいかもなあと思いました。

2014/01/25

[ふゆ]

本の作り方がおしゃれ

2013/12/23