日本で生まれ育った高性能紙飛行機―その設計・製作・飛行技術のすべて

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日本で生まれ育った高性能紙飛行機―その設計・製作・飛行技術のすべて

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  • サイズ B5判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416313077
  • NDC分類 754.9
  • Cコード C0072

出版社内容情報

世界大会でグランプリを獲得。これまで2000機以上を設計してきた紙飛行機の名人・二宮康明の集大成。設計から飛行までのすべて。

二宮康明氏が設計した紙飛行機は、うまく作れば滞空時間1分は当たり前! 上昇気流にのると10分以上飛び続けるという高性能から、子供から高齢の方までたくさんのファンを惹きつけてやみません。月刊誌「子供の科学」では、なんと45年もの間、二宮氏の紙飛行機が付録として連載され、今でも工作が好きな読者に愛され続けています。
本書は、これまで2000機以上の紙飛行機を設計・デザインしてきた二宮氏の機体設計法からはじまり、自分で設計した機体のテストフライト、設計図をつくり型紙におこして製作、完成させるまでのノウハウを、余すことなく解説した集大成となる1冊です。
二宮氏の紙飛行機は、実際の航空機の理論にそって設計が行われています。紙飛行機の性能について研究することは、そのまま航空理論を学ぶことになります。機体は丈夫なケント紙に図面を描き、切って貼り合わせてつくります。二宮氏が設計した機種は、何百回ものテストフライトを行い、完成度を高めて世に送り出されているものです。しかも、仕上がった紙飛行機はよく飛ぶだけでなく、デザイン性も優れた美しい機体です。
性能が高く万人に愛される競技用機から、非対称機、無尾翼機などの変形機、実際の戦闘機などをモデルとしたプロフィルモデルなど、45年以上、二宮氏が築き上げた設計や製作、飛行の貴重なノウハウのすべてを、ここにはじめて公開します。

第1部 設計入門・試験飛行
1?1設計入門/1?2開発機のための試験飛行
第2部 作り方と飛ばし方
2?1作り方/2?2試験飛行と操縦/2?3飛ばし方/2-4飛ばす場所/2?5競技会および競技種目/修理・保存・運搬/2-7安全
第3部 変形機ほか
3?1先尾翼機/3-2無尾翼機/3-3非対称機/3?4ホチキス・ペグ/3?5おりがみプラス/3?6発泡ポリスチレン板を主材としたゴム射出グライダー
第4部 私と紙飛行機の生い立ちなど
4?1私と紙飛行機の生い立ち/原っぱ公園の実現/デモンストレーション-子供に見せる飛行の原理/4-4紙飛行機の飛行写真撮影のキーポイント

【著者紹介】
1926年仙台生まれ。1951年、東北大学工学部通信工学科卒、同年から1984年まで電電公社(現:NTT)電気通信研究所勤務。1967年、第1回国際紙飛行機大会サンフランシスコ大会でグランプリを受賞。この年より月刊誌「子供の科学」の紙飛行機付録の連載がスタートし、2012年で45周年を迎えた。2013年、第47回吉川英治文化賞受賞。日本紙飛行機協会会長、日本インダストリアルデザイナー協会会員、自家用飛行操縦士、工学博士。

目次

第1部 設計入門・試験飛行(設計入門;開発機のための試験飛行)
第2部 作り方・飛ばし方(作り方;試験飛行・操縦法 ほか)
第3部 変形機ほか(先尾翼機;無尾翼機 ほか)
第4部 私と紙飛行機との生い立ちなど(私と紙飛行機との生い立ち;原っぱ公園の実現 ほか)

著者等紹介

二宮康明[ニノミヤヤスアキ]
1926年仙台生まれ。1947年旧制第二高等学校卒。1951年東北大学工学部通信工学科卒。同年から1984年まで電電公社(現:NTT)電気通信研究所勤務。1967年第1回国際紙飛行機大会サンフランシスコ大会でグランプリ受賞。以後、数々の賞を受賞。1984年日本紙飛行機協会を設立、会長就任。現在、日本紙飛行機協会会長、日本インダストリアルデザイナー協会会員、工学博士、自家用飛行機操縦士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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aki

4
飛行力学の本質が勉強できる本です。紙飛行機がテーマですが,性能(滞空時間)を上げるために,翼面荷重を下げなければならないこと,安定性を高めるために重心と空力中心のバランスをとらなければならないこと・・・航空学科の大学生でようやく勉強することを,丁寧に説明してくれています。さらに,失速からの回復・フラッッターなど実機でとても学びにくいことも,理論&実験で理解できます。航空系に興味のある方は,ぜひとも購入して本棚に並べておきたい一冊です。2019/06/15

Hiroyuki Asaji

3
記録15冊目。興味がひかれて図書館で借りました。簡単な本かと思ったのですが、本格的な紙飛行機の設計法と試験飛行について、見やすい内容で書かれています。気流の乗りかたや記録の取り方もビジュアル的に見やすいです。作った飛行機を天井に張った糸から吊り下げる保存法が載っていますが、著者の作った何万台もの飛行機が下がっている光景は壮観です。2014/06/08

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