世界のかわいいレース―世界のレース、アンティークレース、機械レース、作家のレースなど

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416312209
  • NDC分類 594.3
  • Cコード C5077

出版社内容情報

世界各地で作られるかわいいレースを紹介したビジュアルブック。その様々な技法や素材、デザインなどのコンパクトな解説付き。

世界各地で作られているかわいいレースを紹介した本です。ひとくちにレースといっても、その技法や素材、デザインは様々。白いもの、カラフルなもの。繊細なもの、大柄のもの。各地方に受け継がれた手作りの現代のレースもあれば、数百年の時を経たアンティークのレース、機械で作られるレースもあります。
かわいいレースの写真を見るだけでも楽しめる内容ですが、それぞれのレースの特徴をコンパクトに解説。レースが有名な村、国内外のレースメーカー、レース作家など、伝統のレースを未来につなげる魅力的な試みをコラムとして取り上げます。おすすめのレース教室、写真掲載の商品の購入先情報もあります。
レースの多様なビジュアルと魅力を見て楽しんで頂き、そして少しレースに詳しくなれる情報がついた今までにない本です。

Chapter1 世界のレース part1 ヨーロッパのレース
チェコ・ロシア・ルーマニア・ハンガリー・リトアニア・ポーランド・スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・イギリス・ポルトガル・ギリシャ・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク

Chapter2 アンティークレース
イタリア・フランス・イギリス・ベルギー・アイルランド

Chapter3 世界のレース part2 ヨーロッパ以外のレース
パラグアイ・トルコ・アルメニア共和国・ミャンマー・ベトナム・フィリピン・インドネシア・スリランカ・インド・中国・日本

Chapter4 機械レース
・リバーレース・エンブロイダリーレース・ラッセルレース・トーションレース


・レースの基本の技法・おすすめのレース教室・写真掲載の商品の購入先情報  
ミニコラム
・レースの切手・レースの名前を持つ花・レースドール・レースグラス

【著者紹介】
矢崎 順子:東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同校文学部哲学科美学美術史学専攻。ギャラリー「artist in」の運営を経て、現在は手仕事の魅力を伝えるをテーマにワークショップの開催、書籍の企画、執筆を行なっている。著書に『デザインとものづくりのすてきなお仕事』、『てしごとのしおり』(BNN新社)、編集・執筆に『世界のかわいい刺繍』(誠文堂新光社)など。

内容説明

世界で作られたレース、アンティークレース、機械レース、作家が創作したレースなど、世界の様々な国からたくさんのレースを集めました。レースの基本的な説明のほか、伝統的なレースの気になるストーリーやレースにまつわるかわいいものなども紹介します。多様なレースの姿を眺めて楽しむことはもちろんですが、デザインの参考や、暮らしを彩る雑貨や手芸の素材としてなど、色々な視点でお楽しみ下さい。

目次

世界のレース1(チェコのボビンレース;チェコのトーションレース;ロシアのミハイロフレース ほか)
アンティークレース(レティチェッラ;グロ・ポワン・ド・ヴニーズ;ポワン・プラ・ド・ヴニーズ ほか)
世界のレース2(パラグアイのニャンドゥティ;トルコのオヤ;アルメニアのアルメニアンレース ほか)
機械レース(リバーレース;エンブロイダリーレース;ラッセルレース ほか)

著者等紹介

矢崎順子[ヤザキジュンコ]
東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同校文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。ギャラリー「artist in」の運営を経て、現在は手仕事の魅力を伝えるをテーマにワークショップの開催、書籍の企画、執筆を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanon

6
素敵ですね。トルコのオヤのレースが中でも一番好きでした。色も使ってあってかわいい。いくつかの主な手法も軽く説明してあったのですが、どうやって作っているのかピンときませんでした。ボビン大量に使ったり、布と糸をを綺麗につなげたり、???となってしまって実際にどんな風に作ってるのか気になります。2015/09/13

斑入り山吹

6
図書館本。眺めていると癒されます。レースと一言で括っても、なんと奥深い世界が広がっていることか。とりあえずなくても困らない装飾に昔からこんなに情熱を注いできた人たちがいたんだなぁ。広く紹介している本だから、作り方は載っていない。やらなくっちゃ、と思わされないところが逆に良かったりする。いろいろ眺めてみたところで、やったらやれなくはないよな、というのが編み物のクンストとオヤで、一から習ってみたくなったのがボビンレース。後ろに載っているアドレスをサーフィンするのが楽しい。2014/10/15

パウ

1
キャサリン妃のドレスのレースきれい。(図書館本)2020/10/18

さお

1
どこを開いても綺麗なレースがいっぱいで、見ているだけで楽しい本でした。レースの成り立ちとか知らないこともたくさんあって勉強にもなるし、こういうものもレースと分類されるのかと新しい発見がありました。2019/02/13

アキコ

1
世界のレースを、写真を中心に紹介している本。写真の解説が思ったよりしっかりしていて、世界地図や世界史と照らし合わせたくなる感じでした。個人的にはp34〜37のポーランドのコニャクフレースのストーリーが興味深かったです。衰退していたレース産業が、2003年に若い編み手がTバックのランジェリーをレースで作ったことで話題になったとのこと。しかも伝統的で正統的なレースがランジェリーに。賛否両論はありつつも伝統産業が復活しました。衰退から復活へは、こんな発想の転換があるのか!と思いました。2017/04/04

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