工夫とアイデアでのりきるがんばらないガーデニング

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416312063
  • NDC分類 629
  • Cコード C2076

出版社内容情報

この1冊を読めば、野菜や花を育てながら、海外旅行にも行ける! 元昭和記念公園所長が教える、とっておきの怠け者ガーデニング法。

この書は、「園芸書なんて読む気のない怠け者の素人庭師のための手引書」であり、
「美しい日本を創るための一億二千万国民待望のガイドブック」です。

ガーデニングは好きだけれども、仕事が忙しくてはじめられない…。
花を買ってきても、すぐに枯れてしまう…。
野菜を育てているので、旅行にも行けない…。
ガーデニングをするのもいいけど、眺める時間がもっとほしい…。
など「ガーデニング」は、好きでもそれを続けられない理由に事欠きません。

しかし、これらをすべて解決してくれる「魔法のガーデニング法」があったら、
試してみたいと思いませんか?

たとえば、土を耕すのがたいへんなら、ミミズを飼えばいいのです。
蚊がいやなら、それを退治してくれるツバメやトンボのくる庭をつくればいいのです。
水やりが大変なら、自動で水をやってくれる装置がいろいろあります。

大切なのは、なるべくお金をかけずに、知恵をしぼって、そして地球にやさしいこと、

いくらガーデニングが好きでも、手入れだけに人生のすべてを費やすことはないでしょう。
いかに時間を有効活用し、ガーデニング以外の多くの趣味に投じ、人生を謳歌するか!の
工夫とアイデアは無限に存在するのです。

庭の花木や野菜が気になって旅行に行けない方、出張が多くて園芸がはじめられない方、
店先にきれいな花壇をつくりたい店長さん、などにも打って付けの1冊です。

章1 発想の転換
・ガーデニングの概念を変えよう
・続かないにはワケがある

章2 プランを立てよう
・あわてず急がず
・わが家の気象と気候
・育たないと思った場所
・庭になる場所の土調べ
・がんばらないガーデニング的、植物の分類
・植物選びの情報収集
・プランをまとめる

章3 植栽をはじめよう
・試しに置いてみよう
・庭の基盤をつくる
・場所に応じた土をつくる
・いよいよ植物を購入する
・さっそく植えてみる

章4 お手入れを楽にするコツ
・水やりの回数を減らすには
・雑草取りの時間短縮
・簡単な肥料づくり
・わかりやすい剪定

章5 ガーデニングを心地よくする工夫
・年間スケジュールの考え方
・蚊にさされないための工夫
・ムリしないことが長続きの秘訣
・ケガこそガーデナーの大敵

章6 知って楽する 便利な道具いろいろ
・ガーデニングを楽しくする道具
・日々の水やりを面倒に思わないために
・その他のファッション&グッズ

章7 プラスα(エコ)
・あなどれない自然の力
・とはいえ害虫は防ぎたい
・おだやかな効き目のピンチヒッター
・オーガニックなガーデンライフ
・節水型ガーデニング
・環境問題を考えたガーデニング

章8 蝶と野鳥を呼ぶ植物たち

章9 花と緑でつながる街づくり

【著者紹介】
井上忠佳(1944年生まれ) 元・国営昭和記念公園所長(各種花のイベント、里山再生等) 国際レジャー博覧会(WorldExpo88,ブリスベン)日本政府館副館長 東京農業大学造園科学科非常勤講師(平成9年~平成17年)【主な活動】 (NPO)日本都市計画家協会 理事(美しいまちづくり担当) (NPO)花と緑と健康のまちづくりフォーラム 理事 十勝海岸エコロジカルネットワーク活動 「がんばらないガーデニング」セミナー講師 福島県のみどり復興支援活動等を行う。

内容説明

本書は、ガーデニングはしたいけど時間がない…やっても続かない…すぐ枯れてしまう…そんな方のためのガーデニングの手引書です。

目次

1 発想の転換
2 プランを立てよう
3 植栽をはじめよう
4 お手入れを楽にするコツ
5 ガーデニングを心地よくする工夫
6 知って楽する便利な道具いろいろ
7 プラスα(エコ)
8 蝶と野鳥を呼ぶ植物たち
9 花と緑でつながる街づくり

著者等紹介

井上忠佳[イノウエタダヨシ]
1944年名古屋市生まれ。“都市空間”と“造園空間”とを設計し構築するランドスケープ・アーキテクト(RLA)。東京農業大学造園学科卒業。在学中には、米国ミシガン州立大学社会科学部ランドスケープ・アーキテクチュア学科へ留学。卒業後、建設省で公園や都市計画などに関わり、国際レジャー博覧会(豪ブリスベン市)日本政府館副館長、国営昭和記念公園事務所所長などを歴任。その後、社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会、(株)創建に勤務し、各都市における緑化や街づくりに多数携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べるめーる

16
レイジーガーデナー、なまけものの庭師のススメ本。なまけるという言葉だと怠惰な印象だけど、ゆるく楽しむためのあれこれがいろいろ詰まっている。フローチャートっぽく「こんな時は何ページへ」とガイドが入っている点が親切。どんな庭にしたいか、どんな庭が自分にあっているかが探りやすい。幅広くざっくりわかる入門書かな。読み物として面白かった。2016/08/04

erico

3
タイトルに惹かれて読みました。あまり手をかけないのに素敵な庭っていいですよね。どうしたらいいかはたくさん書かれていたけど、植栽例とかがないので、具体的にどうしたらいいのかはわからない。北側の狭い場所をどうやったら綺麗に保てるのかとか、西日のあたるところでも頑張ってくれる組み合わせとか教えて欲しかった。 あと来て欲しい蝶によって植える樹をかえるというページがあったけど、蝶一匹ふ化させようと思ったら結構な量の葉っぱが必要だから大変なのになあ。うちはアゲハのせいでレモンはなった事がありません。2013/02/08

るうるう

2
英国人の書いた本の翻訳のような雰囲気だけど、日本の方が書いた本です。手抜き、怠け者のガーデニングと銘打っているけれど、言っていることはとっても合理的に思えました。私も一時は理想の庭を目指したけれど、天気をイギリスに変えることはできません(以下同)。この本を読んで、だいぶ肩の力が抜け、ちょっとやる気も出てきました。2019/11/04

ねこ

1
ベランダ菜園等に取り組んできたが、うまく行かないことが多く、本書を手に取る。 コンセプトが、いかに手を掛けずという観点でとても参考になった。レイジーガーデナーはいい言葉。ポイントを抑えて、労力をかけない庭造りに参考にしたい内容。早速グランドカバーを取り入れることにした。2023/02/26

アズサ

1
がんばらないガーデニング。良いテーマだ。グッとくる。虫や動物たちと共存できるガーデンをいつか作ってみたい。チャートっぽく問題解決してくれるのが新鮮。2018/07/10

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