内容説明
本書は、主に中級以上の天体写真ファンの要望に答え、天体の写真撮影に使用されるカメラや望遠鏡の形式を改めて考え直し、星野写真の固定撮影、星雲・星団のガイド撮影、月面や太陽、惑星の撮影まで広範囲に解説することを目的としています。また、美しい天体写真を得るために不可欠な現像処理や、3色分解のテクニック、水素増感法といった暗室作業に関しても、できるだけくわしくのべてあります。
目次
第1章 アマチュア天体写真20年の歩みと今後の動向
第2章 望遠鏡のいろいろ
第3章 固定写真の写し方
第4章 ガイド撮影のてびき
第5章 短焦点反射・ライトシュミット・シュミットカメラによる撮影の実際
第6章 大判カメラによる星野写真
第7章 拡大撮影のための光学系の基礎知識
第8章 惑星の撮影
第9章 月の撮影
第10章 太陽の撮影
第11章 感光材料
第12章 天体写真の現像
第13章 天体写真の特殊技術