出版社内容情報
宇宙における地球の成り立ちから、生命の誕生、さまざまな地形、そして災害や環境問題など、地球をとりまくサイエンスを紹介する。
私たちが暮らす地球は、さまざまな自然現象や生命の活動にあふれています。本書は、そんな地球上で起こるさまざまな現象を、科学的切り口から解説する本で、シリーズ40冊を超える『子供の科学★サイエンスブックス』シリーズで発行します。地球はどのようにしてできて、他の星と比べてどのぐらいの大きさ・重さなのか、地球大気で起こるさまざまな現象はどのようなメカニズムをもっているのか、地球大地や海などはどのようにしてできて、また今後どのようになっていくのか、地球で育まれた生命の進化について、どのようなことがわかっているのか、また環境問題や災害に対する考えなども、掲載します。本書には、写真やイラストを使用し、読者対象である小・中学生の理解がふかまるようにまとめます。また、本文は総ルビで、読みやすくします。小・中学生だけでなく、その親などにとっても、読みやすくてためになる一冊としてお勧めです。
第一章 宇宙に浮かぶ生命の星 地球 扉
私たちが暮らす地球/地球ってどのぐらい大きいの?/地球にあって他の星にないもの/地球の誕生/地球に生命が誕生する/地球生命の進化/図で見る地球史
第2章 大気に包まれた地球/私たちは大気に包まれている/さまざまな気象現象
第3章 ダイナミックな姿を見せる地球の大地/山はなぜできる?/火をふく火山の話/火山の中にできた湖/氷山とはどのようなものか/海と川と湖の話/岩石と鉱物の話
第4章 生物の進化/生物の進化について/初期の生命と多様な生命の誕生
第5章 災害に立ち向かい、環境を考える
他
【著者紹介】
1948年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、独立行政法人産業技術総合研究所地質標本館 元館長。理学博士。専門は熱水系鉱物学、地球化学。著書に『鉱物分類図鑑』(誠文堂新光社)等多数。
目次
第1章 私たちが暮らす地球(地球とはどんな星か?;地球の誕生 ほか)
第2章 大気に包まれた地球(地球を包む淡い大気;美しく輝くオーロラ ほか)
第3章 ダイナミックな地球(山はなぜできる?;火を噴く山―火山について ほか)
第4章 生物の進化をたどる(生物の進化を化石にたどる;初期の生命と多様な生命の誕生 ほか)
第5章 環境の変化を考える(地球温暖化;大気汚染の問題 ほか)
著者等紹介
青木正博[アオキマサヒロ]
1948年兵庫県神戸市生まれ、北海道札幌市育ち。東京大学大学院理系研究科博士課程修了。独立行政法人産業技術総合研究所の附属博物館「地質標本館」館長を経て、2009年から同名誉館長。理学博士。主に熱水系の鉱物、温泉がつくる金鉱床を対象に研究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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