内容説明
消防車、救急車、パトカー、白バイ…いろいろな機能と装備をもった特殊車両の世界。
目次
第1章 工事・建設現場で働くクルマ(油圧の力で掘る、すくう―パワーショベル;重心を安定させて資材を持ち上げる―クレーン車 ほか)
第2章 農場で働くクルマ(農作業の万能選手―トラクター;日本の食をエコな機能で支える―田植機 ほか)
第3章 暮らしの安全を守るクルマ(高い所の救助はおまかせ―はしご車;遠隔操作で危険区域に出動!―消防ロボット(レインボー5) ほか)
第4章 運ぶためのクルマ(長距離移動を楽々快適に―観光バス;細かい部分まで工夫がいっぱい―路線バス ほか)
第章 速く走って勝つためだけのクルマ(最先端技術の宝庫―レーシングカー)
著者等紹介
小倉茂徳[オグラシゲノリ]
1962年6月・東京都生まれ。早稲田大学卒業。アメリカの乗り物の技術者学会SAEの会員。1987~88年にホンダF1チームの広報担当としてF1を転戦。モータースポーツ解説者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラグエル
7
最近息子(三歳)は、トミカと実際の写真を比較して、どうしてこのおもちゃはこのような動きをしないのだとか、ここの扉の開き方が違うのかとか、そんなことばかりついてくる。と思ったら、模式図をたどって、「エンジンはね、こう動くの」とか言う。こわい。2012/09/16
ラグエル
4
モーター、滑車、キャタピラ、全輪操舵を解説するところがすごい。油圧アクチュレーターの説明はなんだかよくわかんなかった。除雪車やロードスイーパ、トラクターについてはちいさなかがくのともにもあるし、併せて読ませたい。しかし、耕耘機田植機まで載っているとは! リムジンの作り方に爆笑。やっぱり、そうやって作るんだ!なんか楽しくなっちゃう。また、自動車警ら現場指揮官車が、その略称として「自ら」って看板つけているのにもニヤリ。その上で警官が敬礼しているし。偶然にイデオロギっぽい感じがなんとも奇妙。2011/05/18
ようこ
3
働く車が好きな小学生以上には堪えられない一冊。エンジンの仕組みや車両の役割によって考えられている工夫は特に車好きではなくても読みふけってしまう魅力あり。2011/03/23
パンジャビ
2
これ、子供向けなだけあって、分かりやすいし、工事現場の車から、救急車パトカー消防車から、最後はレーシングカーまで網羅してあって、面白い。いい本。2015/11/03
ラグエル
2
(2才の息子の成長記録)細かい説明や絵などは全くわかってはいないようだが、何を表しているのか聞いてくる。車両の名前を表す文字の列を指さしながら、その車両の名前を朗々と唱えるので、まるでもう文字が読めるのかと錯覚してしまった。2011/12/17