目次
太陽と私たち
太陽の身体検査
太陽磁場の役割
太陽ダイナミックス
太陽からの風
地球への影響
太陽観測衛星と日本の貢献
著者等紹介
上出洋介[カミデヨウスケ]
1943年北海道生まれ。北海道大学理学部卒業、東京大学大学院修了。理学博士。大学院修了後渡米。アラスカ大学、コロラド大学、米国立地球物理データセンター、米国立宇宙環境研究所、米国立大気科学研究所などを経て、名古屋大学太陽地球環境研究所教授/所長。定年退官後、現在は京都大学生存圏研究所特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
17
地球温暖化の知識補強として。やはり太陽が放出するエネルギーは周期や変動があり、太陽系の質量の約99.9%の物体ならば、彼の気まぐれで明日にでも地上が破滅しても不思議ではない。ただ、地球の磁場がバリアとなって宇宙からの有害な電磁波を防御していることは既知であったが、太陽風(恒星風)も地球を防御するように働くとは、やはりお天道様は偉大である。ゆえに太陽風の強弱は地球環境に影響があるということ。出世や栄達のために事実を伝うことを忌避する科学者もいるが、地球温暖化を炭素が唯一の悪者にする事で、儲かる算段があると。2021/09/26
aloha0307
16
@図書館新刊コーナー 邂逅の本書。おひさま をこよなく崇敬する己は 休日はもちろん、毎平日も出勤前に大感謝の祈りを体面で...そしてその後ヨガ&ストレッチ へ(人目につかない絶好スポット見つけました)。自宅では日照悪いし、早く家出ないと痛勤地獄↑だもんなあ。本書でさらに、ありがたさと不思議さを実感しました☺以下メモ・成分殆どが水素&Heガス(だけど重い)・地球との距離は一億5千万キロ 太陽を赤と形容するのは日本だけ(真っ赤な太陽 とか)。スペクトラム解析すると、黄色が妥当ですって。2018/04/15
ほっしー
8
きほんシリーズの3冊目。今回のテーマは太陽。以前読んだ『星のきほん』『惑星のきほん』に比べて少し難しく感じた。1項目2ページで文字と絵・写真で構成されている点は変わらないけど、少し専門的な感じで初心者向けではあるけど、ある程度の基礎があった方が読むやすいかもしれない。黒点、コロナ、プロミネンスは知っていたけど、フレア、太陽風、太陽観測衛星などの存在は初めて知った。まずはこういうものがあるということがわかっただけでも読んで良かったと思う。2015/07/11
Lara
1
いろいろ学びましたが、更に疑問がどんどん増えました。 一体、太陽を含む宇宙はどうなっているのですか ?2017/11/14
あかね
1
同じシリーズの星のきほんより難しい。でも太陽はすごい。2010/09/30