はじめての天文学

はじめての天文学

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416200087
  • NDC分類 440
  • Cコード C0044

内容説明

本書は、現在の天文学研究の状況を広く、しかも研究の現場にいる立場から紹介しようと思い、書いてみました。最新の研究活動と関連させるということで、それぞれの項目は、ここ数年に発表された学術論文や計画紹介のうち、著者が「おもしろいな」と思ったものを紹介する形で書いています。さらに、その背景となる研究成果について、今日の多くの天文学者が興味を持ちそうなテーマとの関連を含めています。

目次

第1章 月も火星も遙かに越えて―太陽系天体・太陽
第2章 真空でない宇宙―恒星・星間物質
第3章 星よりも多く―銀河・銀河団
第4章 無限でない宇宙―宇宙論
第5章 現代の望遠鏡たち―観測装置・その他

著者等紹介

半田利弘[ハンダトシヒロ]
1959年1月13日生まれ。早稲田大学で物理学、東京大学大学院で天文学を専攻。日本学術振興会特別研究員を経て、現在東京大学理学部天文学教育研究センター助手。電波観測によって、銀河・銀河系の星間ガスに関連した研究を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サン

19
一通り宇宙について学んで、深く天文学を探求したい場合読むべき本。写真やデータを使い丁寧に解説している。本当にはじめて勉強する人には難しい。2020/06/04

うずまき

1
はじめての本格的な天文学に改題した方がいいような。ちょっとワタクシのレベルでは難しかったですよ(面白かったけど)2008/11/20

うさぎさん

0
かなり丁寧に順を追って注釈をつけながら説明されているのだが頭が追いつかなかった。しかし語り口は柔らかくなんとか読了し、なんとなーく天文学はこういうものなんだなあとぼんやり把握。情けない。2015/03/02

kiriya shinichiro

0
調べ物をしてたら、日本の天文学の基礎はこれを読めばいいって書いてあるところがあって、読んでみたんだけど、僕の知りたいことは書いてなかった……大ざっぱに「天文学ってこんな感じ?」ってわかればいい本なんだと思う。あと、歌にある「アポロ11号が月にいった」のは1970年なんだね。その年に日本では望遠鏡がたくさん売れたっていうエピソードは「えっ、もしかして月に着陸するところを見ようとしたの」ってびっくりした。アメリカは国家予算の9割つかって打ち上げてて「国民の生活をかえりみろ」って市民はデモやってたのに。2018/06/06

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