出版社内容情報
ハッブル宇宙望遠鏡が宇宙観測の歴史を変えた!25年間で解き明かした宇宙の謎とその驚異の画像を迫力の大判サイズでお見せします!
アメリカ航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡は、スペースシャトルによって1990年に打上げられた後、宇宙史に残る様々な偉業を達成している。その大きな要因は、大口径の望遠鏡を、大気に邪魔されない宇宙で使用できたことで、撮影された様々な宇宙画像は、宇宙の謎の解明に多大な恩恵をもたらすと同時に、そのクオリティの高さ、そして息をのむような美しさで、多くの方を魅了している。
25年がたった現在でもハッブル宇宙望遠鏡は現役である。本来はすでに運用を終えているはずなのだが、まだまだ原型機で十分に活躍できることはもちろん、次期宇宙望遠鏡計画の遅れや、スペースシャトルの運用終了などもあり、次々と延期になって今年でついに25周年をむかえたのである。
本書は、とくにエポックになった25年間のスーパーショットを紹介しつつ、宇宙のしくみについて、わかりやすく解説する。この一冊で、ハッブル宇宙望遠鏡の偉業とともに、ハッブル宇宙望遠鏡とはどのような望遠鏡なのか、またたびたび付け替えられた観測装置の変遷なども紹介しする。
【著者紹介】
沼澤 茂美:天体写真家、宇宙画家。日本はもとより世界中の天文雑誌で活躍する。ジャパンプラネタリウムラボラトリー(JPL)で、プラネタリウム番組の制作を行いつつ、著書も多数。同じくJPLの脇屋奈々代氏と共著で、ハッブル宇宙望遠鏡をはじめとした最新宇宙観測の著書も数多く出版している。
内容説明
アメリカ航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙史に残る様々な偉業を達成している。その大きな要因は、大口径の望遠鏡を大気に邪魔されない宇宙で使用できることで、撮影された様々な宇宙像は、宇宙の謎の解明に多大な恩恵をもたらすと同時に、そのクオリティの高さ、そして息をのむような美しさで、多くの方を魅了している。打上げから25年の時を経ても、宇宙観測の最前線で活躍するハッブル宇宙望遠鏡。その光学系や観測機器の紹介とともに、ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されたスーパーショットを見ながら、宇宙のしくみに迫る。
目次
1 ハッブル宇宙望遠鏡
2 太陽系天体
3 系外惑星
4 恒星・星雲・星団
5 銀河
6 遠方の宇宙
天体データ
著者等紹介
沼澤茂美[ヌマザワシゲミ]
新潟県神林村出身。上京して建築設計を学び、建築設計会社を経てプラネタリウム館で番組制作を行う。1984年、日本プラネタリウムラボラトリーを設立する。天文イラスト・天体写真の仕事を中心に、執筆。NHKの天文科学番組の制作や海外取材、ハリウッド映画のイメージポスターを手がけるなど広範囲に活躍
脇屋奈々代[ワキヤナナヨ]
新潟県長岡市に生まれる。大学で天文学を学び、のちにプラネタリウムの職に就き、解説や番組制作に携わりながら太陽黒点の観測を長年行ってきた。1985年、日本プラネタリウムラボラトリーに参入して、プラネタリウム番組シナリオ、書籍の執筆、翻訳などの仕事を中心に、NHK科学宇宙番組の監修などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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