出版社内容情報
月に関する豆知識から、気軽に楽しめる月の見方、日本全国で見られる皆既月食についての現象解説や月食の観察方法も紹介。
天文初心者や一般の人が持つ、月に関する不思議や疑問にをわかりやすく解説します。
自分の目で見て楽しめる月の観察方法から、簡単な道具を使った観察方法、双眼鏡や小口径の天体望遠鏡での観察方法までやさしく解説します。
また、2014年10月8日と2015年4月4日に、天文初心者や一般の人でも見やすく、見て楽しめる皆既月食が2回起こります。夜の早い時間帯に見られ、いずれも日本全国で見られる条件の良い皆既月食なので、大きな話題となることに間違いありません。この2回の皆既月食について、月食が起こるしくみから、日本各地で見られる月食の見え方を紹介します。併せて、皆既月食の観察方法や楽しみ方を、写真や図版とともにわかりやすく紹介します。皆既月食の観察の結果を残すための記録ページも収録しています。
【著者紹介】
1963年多摩美術大学デザイン科卒業。仲間とともに白河天体観測所、オーストラリアにチロ天文台南天ステーションを建設。日本を代表する天体写真家であり、天文、天文趣味に関する著書多数。
内容説明
2014年10月8日&2015年4月4日の皆既月食予報図付き。皆既月食の見どころがわかる。いろいろな月を観察して楽しもう。
目次
地球の影に入る満月―月食の起こるわけ
月食の見え方いろいろ―半影・部分・皆既
なぜ赤銅色になる?―皆既月食
月食の見方・楽しみ方―肉眼・双眼鏡
2014年10月8日宵の皆既月食を見よう
2014年10月8日宵の皆既月食・各地の見え方
2015年4月4日の皆既月食を見よう
2015年4月4日宵の皆既月食・各地の見え方
月食を写そう―月食写真の写し方
星食を見よう―アルデバラン食
木星の月同士の食を見よう―ガリレオ衛星の相互食
月の満ち欠けの観察―月齢
地球照を見よう―三日月の観察
クレーターを見よう―上弦の月
月の名所めぐリ―月面図〔ほか〕
- 評価