子供の科学・サイエンスブックス
進化する船のしくみ―鉄の船はなぜ浮くの?スピード化、省エネの最新技術を大公開!

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784416114582
  • NDC分類 K550
  • Cコード C0356

出版社内容情報

多くの船を写真で紹介。船がなぜ浮かぶのか、どうやって進むのかなど基本的なしくみや省エネ、高速化への挑戦など最新技術が学べる。

海に囲まれた日本は、貿易量の約99%を船が輸送し、国内の貨物輸送も3分の1以上が船に頼っています。
私たちの日常生活は、船が無ければ成り立たないといっても過言ではありません。
また、最近ではトラックや鉄道よりも環境に優しい輸送手段として見直され、温室効果ガスの排出量を抑えたスーパーエコシップなども開発されています。
本書は、物を運ぶコンテナ船やタンカー、人を運ぶ大型客船、さまざまな場面で活躍する作業船や観測船、艦船、巡視船といった幅広い分野ではたらく船を多くの写真で紹介します。
また、鉄の船がなぜ浮くのか、たくさんの荷物を積んだ船がどうして水の上を速く進めるのかといった船に関する基本的なしくみをやさしく解説するとともに、省エネ化や高速化への挑戦といった最新技術についても紹介します。
子どもたちはもちろん、はじめて船に興味を持った方が読むのにもお薦めの本です。

【著者紹介】
鈴木 和夫:横浜国立大学大学院工学研究院教授。工学博士(大阪大学)。1952年生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科造船工学専攻修士課程修了。横浜国立大学工学部助手、助教授、教授を経て、現職。おもな著書に、「流体力学と流体抵抗の理論」、「SFアニメで学ぶ船と海」、「船体抵抗と推進(共著)」(ともに成山堂書店)がある。

目次

第1章 いろいろな船(物を運ぶ船;人を運ぶ船 ほか)
第2章 進化する船(船に働く力のしくみ;船の大型化 ほか)
第3章 船に関係する仕事(船で物を運ぶ仕事(海運会社)
船をつくる仕事(造船会社) ほか)
第4章 船の未来(船の未来技術;未来の船・夢にある船)

著者等紹介

鈴木和夫[スズキカズオ]
横浜国立大学大学院工学研究院教授。工学博士(大阪大学)。1952年生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科造船工学専攻修士課程修了。横浜国立大学工学部助手、助教授、教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネジ

24
★★★★☆ 各船舶の種類、構造から船舶に関係する仕事までを解説した本。特に船に働く力の仕組みに関して、図解でわかりやすく参考になった。 ①高速時はなるべく船体を空中に浮かせて抵抗力を下げる必要がある。 ②造波抵抗を減らすことも高速化に寄与する。 ③日本では高速船開発PJがあり、実験船まで造られたが燃料費が高く実用化は断念された。2023/11/19

Tomitakeya

0
船もどんどん進化し続けている。外からは分からないが、タイタニックのような事故はもう起こらない。夢のようなことががどんどん実現していく。2015/01/25

piro5

0
船首の海面下にあるアゴみたいなのは「船首バルブ」って言って、船首に発生する波を抑制して水の抵抗を減らす効果があるんだってさ!へぇ~!2015/01/17

toshipon

0
写真も豊富で入門編としてわかりやすい。2014/12/26

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