出版社内容情報
コミックイラストを描きたくても、まずどこから手をつけていいかわからないビギナーにむけて、順を追って、ていねいに解説します。
魅力的なキャラクターを描くためのデッサン上達術をプロセツをわかりやすく解説する。●口絵:ビギナーが思い描く描きたい絵の最終段階であるカラー絵を提示し、最終段階である色彩作業でアナログ線のデジタルへの抽出方法から行程を追い、デジタルで描く線、ツールの説明、デジタル塗りの種類とかゆいところに手が届く構成で解説。●第1章 まず「絵を描く」ことが初めてのビギナーに勧める第1段階として、トレスから入る。形はとることはありませんが、トレスは意外と難しく、ビギナーが間違えやすい以下3点を徹底的に解説します。?@どこから描くのか(順番)?A線の始点と終点(入りと出)?Bずれると絵が壊れるデリケートな箇所への注意 ●第2章 第2段階として、隣にお手本を置いて行う模写について解説。形を取る方法として、構図を立体的に理解する「立体視」と、座標と比率で形を割り出す「平面視」のふたつの方法を解説します。 ●3章はその「平面視」的アプローチで、沢山の漫画技法書ベストセラーを生んだ伊原達矢氏の人体ゲージ、伊原メソッドを10頁掲載。 ●4章は「立体視」についての解説です。 ●5章では実際に一枚の絵を描き上げていく手順を今までの解説を取り入れていねいに解説してます。
口絵:アナログ線のデジタルへの抽出方法/デジタルの基礎知識/彩色の行程を追う/photoshopのブラシなどのツール解説/デジタルで線画を描くテクニック/どこを塗るかモノクロからの立体解説/ソフトの説明/デジタル塗りの種類/色の選び方 ●第1章 トレース準備(アナログ)/トレース準備(デジタル)/トレース正面顔(お手本と失敗)/入りと抜き/正面顔再挑戦/輪かく・目/鼻・口(表情の作り方)/髪・服/横顔の描き方/髪の描き方/斜め顔の描き方/キワ(際の概念を知ろう)/水着女子のトレース/洋服を描く ●第2章 模写に挑戦/私たちはなぜ絵が下手なのか/グリッド(デッサンスケールの使い方)/グリッド描きの説明/グリッドを引いて検証/いろいろなポーズ/グリッド描きの効能と限界/立体視と平面視/立体視で模写/アタリをデッサン人形に/立体視・平面視両方を使いこなそう/グリッドでチェック/デッサン人形でチェック/アングルを変えてデッサン人形でチェック ●第3章 プロポーション/6頭身キャラのプロp?ション/伊原メソッド/全身骨格図・筋肉図/全身の構造をつかむ/背骨と正中線/体幹人形/美術解剖学のススメ ●第4章 パースの変な絵/人体にもパースがつく/パースとは・アイレベルとは/ナナメの人物修正/アオリの人物修正/フカンの人物修正/洋服を描く/キワの確認/立体視をきたえる3D化 ●第5章 キャラづくりのために/構図とポーズ/アタリと肉付け/変更再考/ブラッシュアップ/セーラー服の描き方/セーラーを着せる/完成
【著者紹介】
2008年、マンガ・デザイン製作会社、編集プロダクションとして設立。『人体解剖図から学ぶキャラクターデッサンの描き方』『キャラクターの手と足の描き方』(誠文堂新光社)『萌えキャラクターの描き方』シリーズ(ホビージャパン)『絵になるキャラポーズの法則』(グラフィック社)などマンガ技法書を多数制作。
内容説明
描きたいと思ったただひとりの女の子と出会うために必要な技術・知識を順を追って解説!!
目次
0 デジタルで色を塗る
1 トレースしてみよう
2 模写してみよう
3 見ないで描くための準備
4 見ないで描くための注意
5 女の子を描いてみよう