SAMURAI佐藤可士和のつくり方 (改訂新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416113400
  • NDC分類 674.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

佐藤可士和の妻であり、サムライのマネージャーとして卓越したスキルを持ってバックアップする佐藤悦子氏の仕事術公開。

ユニクロ、楽天、セブンイレブンなど時代をリードする一流企業やダイワ精工、ふじようちえん、今治タオルなどの新しい展開を求める企業、団体、商品などのブランディングやクリエイションを手がけ、デザインという切り口からあらゆる問題点を解決するアートディレクター佐藤可士和氏。氏が主宰するクリエイティブエージェンシー、SAMURAIのマネージャーであり氏の妻である佐藤悦子氏。悦子氏の存在がなくてはSAMURAIの成功はないと、佐藤可士和氏が語る。そんな悦子氏がどのようにSAMURAIの仕事を円滑に進行管理して、成功に導いているのかを、各プロジェクトのフローを追いかけるところから解説する。

第一章 「SAMURAI 佐藤可士和=アートディレクター」プロジェクト
・“メジャー”のフィールドへ
・アートディレクターの“ポジション”を取る
・アートディレクターの“枠”を超える
・サムライスタイルの原点
・状況をデザインする
・新しい場所に立つ
・「サムライ」という名前
・マネージャーという客観的視点 二つのミッション
・ゼロからつくる、サムライブランド
・目の当たりにした「佐藤可士和の仕事」
・“業界”と“一般社会”の溝を超える

第2章 サムライの仕事の内側
【1 仕事の進め方】はじまりは“見極め”から
クリエイターとクライアントの相性
・クリエイターにはできないこと
・信頼関係を築くために
<Case Study_01>ふじようちえん
<Case Study_02>NTTドコモ「FOMA N702iD」
<Case Study_03>イッセイ ミヤケ
<Case Study_04>明治学院大学
<Case Study_05>リサージ
<Case Study_05>リサージ
<Case Study_06>国立新美術館
<Case Study_07>ユニクロ

第3章  SAMURAIの未来
仕事とプライベートをあえてわけない理由
クリエイターと、クリエイターではない人
・出逢い
・最大のプレゼントは“センス”
“クリエイター意識”とのギャップ
・BEYOND
・パーティーも大切なクオリティ

佐藤可士和インタビュー

【著者紹介】
早稲田大学卒業後、博報堂を経て、クラランス、ゲランのAD/PRマネージャーとして新製品発表会やプレスイベント、広報・宣伝戦略の企画等を手掛ける。 2001年アートディレクター佐藤可士和のマネージャーとしてSAMURAIに参加。 数々の企業のCIやブランディング、商品及び店舗開発など、既存の枠組みにとらわれず、アートディレクションの新しい可能性を提案し続けるプロジェクトのマネージメント&プロデュースに幅広く携わる。著書に「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方」(誠文堂新光社)。

内容説明

クリエイター&マネージャー必読の名著が、大幅増補して新装改訂。最前線に立つトップクリエイターの舞台裏をマネージメントという視点から明快に説き明かす。

目次

第1章 「SAMURAI佐藤可士和=アートディレクター」プロジェクト(時代のアイコンになりたい;「アートディレクター・佐藤可士和」;“メジャー”のフィールドへ ほか)
第2章 サムライの仕事の内側(仕事の進め方;クリエイターのブランディング;オフィスに求めること)
第3章 これからのこと(親という立場が加わって;地平線の向こう;新しい表現方法 ほか)

著者等紹介

佐藤悦子[サトウエツコ]
クリエイティブスタジオ「SAMURAI(サムライ)」マネージャー。1969年東京生まれ。1992年早稲田大学教育学部卒業後、株式会社博報堂の営業局、雑誌局を経て1998年より、外資系化粧品ブランド「クラランス」「ゲラン」のPRマネージャーを務める。2001年アートディレクター・佐藤可士和のマネージャーとしてサムライに参加。以来、大学や幼稚園のリニューアル、数々の企業のCIやブランディング、商品および店舗開発など、多方面に広がりを見せるサムライのクリエイティブにおいて、マネージメント&プロデュースを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨータン

14
佐藤可士和展を近々見に行くので、その予習として読みました。佐藤さんの作品もちろん素晴らしいけど、佐藤さんの仕事を世の中に最大限にPRしている奥さんの功績も大きいと思いました。2021/04/07

ときどきぷろぐらま。

3
「デザインの中で新しい価値を世の中に提示したい」 ミッションって、シンプルであればシンプルな方が響くのだろうなっと思う それと、クリエイターや技術者って通ずるもんがあるなぁ。とにかく言葉にするのが苦手なんですよね。仕事でも家庭でもパートナーでいれるのは、すごいなって思う。2014/02/23

お芋

2
春休みに入って始めた「新しいことをもっと知りたい」ことの1つとして他人におすすめの1冊を聞いて読むということ。 その第1弾。デザイン関連だけれど、自分じゃ多分選ばなかった本。 本質をみること、佐藤悦子という人、学び続けること。 大まかにはこの3点が印象的だった。 ぜひ佐藤可士和や佐藤悦子の他の本も読んでみたい。 自分だけじゃ広げられなかった可能性を広げてくれた気がして、第1弾としてとてもいいスタートな気がする。2022/02/10

yuma

2
再読。仕上げに余裕を持ち、手抜かりのない仕事をすること。ディテールの積み重ねがクオリティであるー。悦子さんの「見極め」と常に先を読み素早く手を打つ術に脱帽。と同時に「外見は一番外側の中身」との言葉通り、自分自身のプロデュースや感受性にも長け、前向きに人生を切り開いていく様は同性としてカッコ良いの一言。マネージメントの奥深さに感銘を受けた一冊です。2015/09/11

げん

2
最後まで読むと、少し変わったタイトルの意味が理解できる。広告代理店から独立した佐藤可士和さんを、自らのブランディングの経験を活かし、どのようにプロデュースしていったかが、常に一番そばにいるマネージャーであり奥様である著者の視点で描かれている。佐藤可士和さんの仕事観や、クライアントとの関係性が、様々なエピソードから垣間見え、実際に仕事をお願いした場合のイメージが湧く。今すぐ相談しても断られるだろうが、3年後には一緒に仕事ができるよう精進したい。2014/08/06

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