内容説明
『MJ無線と実験』の真空管アンプ製作記事から、比較的容易なものを選んで集成。アンプの主役である真空管はもちろん、それをサポートするトランス、抵抗器やコンデンサーなども、入手しやすいものを中心に使用。また、アンプの作り方をていねいに解説する一方、アンプの動作も説明しています。
目次
ソヴテック出力管採用で出力5W―2A3シングルパワーアンプ
作りやすさと高音質を狙った―KT88シングルパワーアンプ
小型出力管で20Wの高出力を実現―6CM6プッシュプルパワーアンプ
テレフンケンV69アンプを現代風にアレンジ―F2aプッシュプルパワーアンプ
トランスドライブで音質と特性を両立、出力9W―VT25、VT62プッシュプルパワーアンプ
単段増幅・出力トランス付き―6SN7ラインコントロールアンプ
MCトランスを内蔵し12AT7のSRPPで構成―CR型フォノEQアンプ
オール・ロシア管構成で低コストと実用性能を両立―KT88シングルパワーアンプ
シンプルな回路でビギナーでも容易に完成可能。実体配線図付き―6550シングルパワーアンプ
初段SRPPとP‐K分割位相反転により無調整で完成―6V6プッシュプルパワーアンプ
入力トランスでステップアップと位相変転を行うシンプル構成―KT66プッシュプルパワーアンプ
定番の回路構成でトランスの個性を探る―300Bシングルパワーアンプ
パーツに凝って上品な音質を実現―6BQ5プッシュプルパワーアンプ
1本の12AX7で電圧増幅と位相反転を行うシンプル構成―6V6プッシュプルパワーアンプ
出力70Wのダイナミクス,無調整で完成できるシンプルさも兼備―E34Lパラプッシュプルパワーアンプ