目次
第1章 未知の力を開く!(“見えない道”を感じる;何も求めない;いらないものにこそ本質がある ほか)
第2章 生命力を強くする(固定観念を消して書き直す;期待と見返りを捨てる;ルールが消える瞬間 ほか)
第3章 見えない道の歩き方(友達ではなく仲間;運の流れ道;人生相談に来る人たち ほか)
著者等紹介
桜井章一[サクライショウイチ]
東京生まれ。大学時代に麻雀に触れ、のめり込む。昭和30年代後半から、裏プロの世界で「代打」として20年間一度も負けなしの無敗伝説をつくった。その超絶的な強さから「雀鬼」の異名をとり、著者をモデルにした劇画、映画で広くその名を知られるようになる。現在、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰している
名越康文[ナコシヤスフミ]
1960年生まれ。精神科医。専門は思春期精神医学、精神療法。大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて精神科緊急救急病棟の設立、責任者を経て、99年同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、映画評論、漫画分析などさまざまなメディアで幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K K
4
素晴らしかったです!桜井さんは大ファンで、何冊も読んでましたが、同作もうなづくことばかりで、大変楽しませて頂きました。たからない女がいい女、とは耳が痛い。私も含め、おごってくれない、だの、メールが来ないだとわめいている女性が多い現代、たからない女性なんているんだろうか。読みながら、本当に強い人は、優しいんだと思いました。五感を鍛えろ、物事に善悪両方を見出せ、期待と見返りを捨てろ、とは現代人には苦行ですね。日系で働いていますが、トップの人たちに読ませたい。彼が批判している人がどれだけいることが2013/10/08
マル
3
麻雀会の生ける伝説、雀鬼こと桜井章一さんと精神科医の名越康文さんによる共著。月並みな表現ですが、ものすごくタメになりました。桜井さんは「『キレイゴトだけでは生きていけない』という見せかけの“キレイゴト”を唾棄、嫌悪し、真のキレイゴトだけで生きる」と覚悟を決めた人なのかもしれないと感じました。「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きるに値しない。」というフィリップ・マーロウの言葉を思い出しました。桜井さんは物事には“流れ”がある。自分が通ってきた過去といまを注意深く観察すれば、そこから未来の(続く)2015/11/04
hinotake0117
1
雀鬼桜井氏のコラムに名越氏がコメントしていく形式。 桜井氏は見えないものを、流れに任せる生き方をすることによって感じていくスタンス。それを精神医学的にも納得させていくコメント、という印象。 自然に生きる大切さを再認識。2023/01/03
K K
1
再読。また面白く読みました。やはりすごい!唸らされることばかり書いてある。そして名越さんのまとめも素晴らしく、大変頭の言い方なので安心して読めた。たからない女が好き、とは耳が痛い。あと、熱さは実は欠落とは最近感じていたのですーっと入ってきました。優しく、易しくまとめられてますが、実践は難しい!2014/06/06
maiko
1
【購入】思わず声が出るほど納得した部分もいやいやそれは…と思う部分もあった。2012/12/28