内容説明
本書は、モノやサービス、市場の現象を、マーケティングという虫めがねで探っていきます。“マーケティング”といっても何も難しいことではなく、その基本となるのは、普段の買い物で、街を歩いていて、あるいは見知らぬ人とすれ違う瞬間、何かに気付き、“なぜ?”と思うことです。売れているものや儲かっているお店の秘密は、身近なところに隠されています。
目次
第1章 「モノ」が売れる仕組み(“似て非なるもの”、「製品」と「商品」の違いって何だろう?;想定外の人に売れている不思議 ほか)
第2章 売れる・売れないは「衣装」次第(なぜ苦いチョコレートのパッケージは黒いのか;容器を軽くみると、怖いことになる ほか)
第3章 誰にでも備わる五感の秘密(聴覚に訴えて印象付ける「技」とは?;「見方」を見越した「見せ方」とは? ほか)
第4章 期待と効果を検証する(ブランド品、3千円よりも1万円に飛びつく理由;中身が見える「福袋」、あなたは買いますか? ほか)
第5章 値段の不思議を探ってみよう(100円ショップが流行る理由;キュッパの魔力 ほか)
著者等紹介
宮嶋和明[ミヤジマカズアキ]
1960年東京都生まれ。法政大学法学部法律学科卒業。(株)情報開発研究所調査事業本部、日本ナレッジインダストリ(株)企画開発本部を経て、フリーランスマーケティングリサーチャーとして独立。食品会社系を中心に、製品の開発ステージに即した調査企画立案、それ以外に、通信、流通、日用品、医療分野など各業種各調査経験多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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