成美文庫
心がスーッとなるブッダの言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784415400884
  • NDC分類 184
  • Cコード C0115

内容説明

クールで合理的な初期仏教が教える幸せへの道。

目次

第1章 「悩み」の核心(すべての悩みの原因は自分の“心”にある;認識は妄想に満ちている ほか)
第2章 よりよく生きる(人生に意味などない;将来はわからないのが当然 ほか)
第3章 人のつながり(人間関係は、うまくいかないのが当たり前;相手にすべき人とそうでない人がある ほか)
第4章 働くということ(足を引っ張る人はなくならない;目標を一分単位に分けてみる ほか)
第5章 幸せへの道(「答えのない問題」には悩まない;「幸せ」はモノから離れることで生まれる ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ][Sumanasara,Alubomulle]
1945年スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンターの講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

44
ブッダの言葉を著者流に解釈&かみ砕いて、仏教を宗教というよりは「幸せへの道」といった哲学的な要素を多く含んだ説明した本。読んでいて元気は出るけど、自己啓発本に近かったのが少し残念な部分。もう少し仏教(宗教)要素濃いめの本が読みたかったかなぁ。2020/03/03

イプシロン

34
(再読)初読がいつかは忘れた(奥付のクレジットは2008年になっている)が、大乗仏教しか知らなかった当時の私が非常に感銘をうけ、生き方の方向性を変える切っ掛けとなった一冊である。しかし、その後十余年、洋の東西の枠を超えて哲学した現在の眼でみると、矛盾や誤謬が目についてしまった。平易な文章で伝えるという目的の一般書ゆえ、仏教の真髄を歪めている部分が多いのだ。が、原始(初期)仏教初学者にとっては、いまだにお薦めできる内容ではあろう。仏教はそもそも世俗で生きるのが困難な人向けの哲学なのだが、世俗で生きるために2021/12/14

sat

27
現代社会の悩み・苦しみ・幸せなどについて、わかりやすく書かれている。一神教批判ともとれる描写にはひっかかったが…。『五戒』『四摂事』これにつきた。2016/10/24

25
パラ読み。友達を作りたい人に向けて書いたページに、木と小鳥の例え話があって、昔よく読んだ「ことりの木」という小さな絵本を思い出した。全く違う本を読んでいるのに、ふと何かの本で読んだ物語や一節がリンクすることってたまにないですか?笑笑。内容的には思い悩んだ時にその項目のページを読むと確かにちょっと軽くなります。タイトル通り。何回でも読み返すことのできる本なので、気に入ったら購入するのもありかも。(ただ著者の考えに共感できる人のみかなー。)2020/01/17

きょーこ

24
本当にクール、合理的。グルグル、ウジウジしてるときには、スーッとする。32夜話にわかれているので、1日1話ゆっくり味わった。2016/06/16

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