内容説明
2006年12月13日、総額120億円に及ぶ松坂大輔のレッドソックス移籍は、日米両国を驚愕させた。日米の注目を浴びた松坂に対する焦点はひとつ。「松坂大輔に120億円の価値はあったのかどうか」球団関係者、代理人、スポンサー企業、地元紙記者など、ビジネス部門への取材を中心に、メジャー報道第一人者の著者が核心に迫る。
目次
1 Exposure―全米デビュー
2 Endorsement―最高の輸入品
3 Posting System―史上最高の落札額
4 Negotiation―1億ドルの男誕生
5 Owner―ヘンリーの経営哲学
6 Media―金の成る木
7 Asian Market―商機はアジアにあり
8 Brand―120億円のシナリオ
著者等紹介
古内義明[フルウチヨシアキ]
1968年7月7日生まれ。立教大学法学部卒業。体育会硬式野球部に所属。NY市立大学大学院修士課程スポーツ経営学科修了。スポーツジャーナリストとして、NYを拠点に独自の人脈と情報網を確立。“アメリカ発の視点”に立ち、MLB公式ホームページ「Major.jp」を始め、新聞や雑誌に寄稿しながら、TBSラジオやテレビ等で、“メジャーの空気”を日本に伝える。現地で年間180試合を取材する日本におけるMLB取材の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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