内容説明
美術様式がわかる!ひと言で言うと…どんな美術様式なのか、簡潔にまとめました。時代背景でわかる!どういった流れで生まれた美術様式なのか、地図もまじえて解説。人物相関図でわかる!美術様式ごとに中心となる画家や、影響を与えた画家、パトロン、発注者などが丸わかり。画家の作風の移りかわりがわかる!3ポイントで読む作風の変化!画家の代表作を年代順に紹介し、ターニングポイントがわかるように解説。読み応え十分、エピソードも満載!制作のエピソードを巨匠が解説。美術史的意義を先生が解説。
目次
序章 ルネサンスまでの美術史
第1章 ルネサンス
第2章 バロックとロココ
第3章 新古典主義とロマン主義、写実主義
第4章 印象派と象徴主義、アール・ヌーヴォー
終章 20世紀美術
著者等紹介
岡部昌幸[オカベマサユキ]
1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学文学部史学科、大学院文学研究科日本史・文化財学専攻教授。群馬県立近代美術館館長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。リヴィジョニズムとグローバル・アート・ヒストリーの視点で、特に世紀転換期のアメリカ美術、アール・ヌーヴォー、アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おれんじぺこ♪(16年生)
12
西洋絵画に興味が出てきた私に息子氏が貸してくれた1冊。画家同士の関係性や時代背景、パトロンのこと、などわかりやすくかいてあって初心者の私には定期的に(美術館行く前とか)に読むのにもよさそう。1読しただけでは情報が頭のなか素通りしていくから(世界史というか歴史苦手な人)2025/06/25
Hiroki Nishizumi
5
もう少し絵が大きくないと良さご分かりにくいのではないかな。ガイドとしてまあまあの出来かも知れないけど、ちょっとこれだけでは語れないのでは。2020/02/13
うさぎ
4
時代変遷ごとに画家の師弟関係や親交、お得意様やパトロンなどの相関図が載っていて分かりやすいです。画家のその時の状況による作風の変化や描いた理由、誰が影響を受けたか、依頼主からの受け取り拒否に至るまで。基本油彩だと思っていましたが、テンペラ画やフレスコ画など絵画の技法とその代表作など勉強になりました。地図でその時代の情勢が載ってるのも親切です。全編カラー、印刷も綺麗です。2021/03/28
keigo
2
西洋絵画の画家について、お互いの関係性やパトロンの存在について書かれている。実にゴシップ的な内容ではあるが、画家のプライベートのエピソードを知ると、こういう下世話な話が作品に繋がるのも理解できる。2022/06/01
しゅら
2
『図書館』画家同士の関係性など分かりやすく書いてあり、初心者に優しい一冊2020/07/23