内容説明
時系列で、ていねいな説明だから納得できる。人工知能のウソとホントがスッキリわかる。これから知りたい人おさらいしたい人に最適の一冊。
目次
1 人工知能の始まりと最初の限界
2 自ら知識を学ぶ人工知能の登場
3 インターネットとビッグデータによる変化
4 ディープラーニングの登場
5 現代の人工知能にできること
6 各企業のアプローチ
7 未来の人工知能がつくる世界
8 人工知能の未来とシンギュラリティ
著者等紹介
三津村直貴[ミツムラナオキ]
合同会社Noteip代表。ライター。米国アーカンソー大学コンピューターサイエンス科卒業。国内の一部上場企業でIT関連製品の企画・マーケティングなどに従事し、退職後はライターとして書籍や記事の執筆、WEBコンテンツの制作に関わっている。扱えるジャンルは人工知能の他に科学・IT・軍事・医療と幅広く、国の研究機関の下で調査員として研究活動に関わった経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
12
非常に読みやすい本書。興味があったのはAIにできることと、できないこと。それは人間の職、ひいては生活に直結していくからだ。本書を読んだ限り、勉強のできる真面目で控えめな人は職に就くのが難しくなりそうな悪寒。勉強分野では質も量も、人間がAIに勝つことは無いから。逆に、行動派の大雑把な人間の方が未来の社会では生きやすくなりそう。シンギュラリティは2045年あたりと予想されているが、たぶんもっと早いんじゃないだろうか?AIではカバーしにくいと言われるコミュニケーションとクリエーション。今からさらに磨いておこう。2017/11/13
qwer0987
5
AIについて勉強するため読んだが、予備知識が少なすぎて深く理解できたかは心許ない。ただ基本的な部分もしっかり踏まえ、人工知能についての広範な内容を、図を交えてわかりやすく説明してくれるので、何となく理解できた気持ちにはなれた。現在のAI開発の隆盛はビッグデータの登場とコンピュータの進化があったが、それまでに二回の危機があったと知れて驚くほかない。その中で研究者がいかにいろんなアイデアを出し、知識を積み上げていったかが垣間見えて、その辺は別分野ながら開発者として大変ためになった。2022/01/28
遅読家
4
とても読みやすかった。「はじめてでも、文系でも〜」とうたっている通り、誰でも流れがつかめるようにできていると思う。人工知能に関連する言葉もわかりやすく説明されている。見開きの左半分は、言葉で説明されていて、右半分は、図や絵で説明がされている。人工知能研究のスタートから、現在の状況、そして未来まで、ざっとわかる良本でした。未来に関しては、言い切るのではなく、いろいろな方向があることを示してくれている。とても好感が持てます。2017/11/02
ken_yu
2
aiの仕組み、歴史、これからの未来予想がイラストを交えてわかりやすく記載されている。 しかし、根本的なaiの仕組みが理解できなかった。(ニューラルネットワークについて)2020/06/11
マネクエ(年間読書365冊)
2
図解も入って読みやすい方だが、それでも難しさを感じる。 集中して読むべし2019/03/10