内容説明
心の中はナゾだらけ!考える子のための41のヒント!
目次
自分のナゾ(ありのままの自分って、どんな自分?;自分のことを知っているのは、自分だけだよね? ほか)
家族・友だちのナゾ(友だちって、いないとダメなの?;なぜ、ケンカした友だちとすぐに仲直りできないの? ほか)
ふしぎなナゾ(おまじないをかけたくなるのは、どうして?;おぼんのときって、本当にご先ぞ様のたましいが帰ってきているの? ほか)
学校・社会のナゾ(勉強なんて、つまらない!;本はどうして、たくさん読んだほうがいいの? ほか)
命・神様・変わらないナゾ(運命って、あるの?;ふつうって、なに? ほか)
著者等紹介
土屋陽介[ツチヤヨウスケ]
千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程単位取得退学。専門は、子どもの哲学、哲学教育、現代哲学。現在、立教大学兼任講師、茨城大学・静岡大学非常勤講師。開智中学・高等学校で「哲学対話」を担当している。NPO法人「こども哲学おとな哲学アーダコーダ」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひまわり
6
心について考えてみよう。大人が読んでも「なるほど」と思えるかも?いつもとちがうことをやってみよう。2017/01/23
きぬりん
1
小学校中学年用のP4C教材。全体の内容構成やフォーマットは、先に読んだ高学年用とほぼ同一だが、高学年用に比べてこちらの方が、哲学的に見て興味深い話題が多く取り上げられている印象を受ける。人種・民族差別や戦争等の社会問題、AIやドーピング等の科学技術の発展に伴う問題、お盆や墓参りや信仰等の宗教的話題など、取り扱われている話題も小学生の日常的な悩みや経験を超えるであろうものが含まれており、なかなか幅広い。章末のコラムでは、パラドクスや人格同一性などの形而上学的問題への言及もある。高学年用よりもおすすめ。2024/09/08