内容説明
さまざまな形、種類の雲を150枚以上の写真で紹介。雲のでき方からしくみまで詳細に解説。雲の形、動きから天気を読み解く。
目次
第1章 雲の種類としくみ(雲とは何か―極小の雲粒からなる水滴の集合体;雲が浮かぶ理由―落下し続けている雲の粒;雲から何がわかるのか―雲が動けば天気が変化する ほか)
第2章 知っておきたい天気の知識(日本の気候とその特徴―季節に影響を及ぼす4つの高気圧;気圧と天気の関係―高気圧は晴れやすく、低気圧は雨が降りやすい;前線と雲の関係―暖気と寒気の衝突で発生する雲 ほか)
第3章 雲から天気を読み解く(積雲―灰色のわた雲は雨の知らせ;積乱雲―発達した雲がもたらすにわか雨;巻積雲―悪天候を呼ぶ波状雲 ほか)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
気象予報士。空の写真家。第50次南極地域観測隊員。大学で地学や自然環境を教えながら、講演、執筆、出演、撮影などを行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さち
12
2年前に上ムスメの自由研究時愛用。再読。色々一緒に見たけどきれいで分かりやすいなーと思ったもののいくつかは武田先生でした。で、それからかーちゃん、空と雲見るの好きになったよ。久々にきちんと読むと、当時より、おおーなんかすこーし分かるぞ~♪雲の写真集としても美しいし、一つの雲を時間の前後経過や季節毎などいろんな角度から見せてくれるので全部分からないけど、興味もてる切り口色々ありました。自然って名前がわかると楽しいね。2017/05/05
ちょうすけ
4
最寄りの図書館で「天気特集」をやっていたので借りた。昔から「雲」の形状に関する話が好きで、珍しい雲の画像や雲に関する雑誌の特集記事などを読んでいた。こういう分かりやすくまとめてくれている本があったとは知らなかった。この本は図書館で借りたけれど、欲しくなるくらい分かりやすい本だった。2022/06/23
ikatin
4
雲のカタログ以来、久し振りに復習の意味で。本書は天候と雲の関係に重点が置かれている。写真は申し訳ないけどカタログの方がやや分かりやすいかな。今回学んだ次の観測目標はケルビン・ヘルムホルツ不安定性(何かスゴイ)。もう一つ興味深かったのは富士山の笠雲の種類の多さ!身近に目にすることが出来る地域の皆さんが羨ましい。(図書館)2022/02/06
IKUNO
3
『雲のすべてがわかる本』(武田康男) <成美堂出版> 読了です。 今まで読んできた雲の本とちがって、雲がどのようにできているのか、雲がどのようにできていくのか、といった、ちょっと専門的なところまで踏み込んだ本です。 また、どのような雲が出てくれば天気が崩れるのか、あるいは天気の心配はないのか、まさに観天望気に役立つ知識も得られるようになっています。 写真も豊富ですので、日常で見られる雲の名前を知りたいときにも活用できます。 初心者から知識をもっと得たい方まで、幅広く楽しめる本だと思います。 2017/02/05
フラボノ
2
こういう雲の時はこういう天気になる、というのを写真付きで解説してくれていて思った以上に楽しく読めた。普段もうちょっと空を見上げていきたいな。2025/06/05
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