内容説明
香り豊かで体にやさしいオーガニックのバラづくり。初心者にも簡単な“米ぬか”栽培法をプロセス写真で丁寧に教えます。オーガニック栽培の美しいバラ117種。
目次
わたしのオーガニックなローズガーデン(バラ本来の樹形をいかしたナチュラルな庭づくり;高低差を利用したダイナミックな美庭 ほか)
1 オーガニックなバラカタログ(木立性タイプのバラ;半つる性タイプのバラ ほか)
2 はじめてのバラ栽培(バラの基礎知識―バラは丈夫で多彩な植物;バラの花と仕立て方―繊細な花形と色がバラの魅力 ほか)
3 オーガニック栽培の基本(米ぬかオーガニックとは―まずは生きている土づくりから;米ぬか撒き―米ぬかで土がいきいき ほか)
4 バラ栽培の12ヵ月(初夏の作業(5月上旬~下旬ごろ)―バラの最盛期を迎え庭に香りと色彩があふれます
梅雨の作業(6月上旬~7月中旬ごろ)―恵みの雨が降り注ぎいきいきとシュートが伸びます ほか)
著者等紹介
小竹幸子[オダケユキコ]
フルタイムで働く週末ガーデナー。ガーデニング誌の影響でバラ庭をオーガニックでつくり始めて19年。同じ志の仲間たちと情報交換を重ね、さまざまな試行錯誤を経て「米ぬかオーガニック」にたどり着いた。現在、八ヶ岳の土地にもバラ庭を計画中。「米ぬかオーガニック」をベースに、野草をいかした自然農法を探っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
15
著者が実行する「米ぬかオーガニック」の利点。人にもペットにも安心、手間をかけなくてもぐんぐん育つ、庭の生き物かの観察が楽しくなる、バラの香りが強く豊かになる、自然に関する考え方や味方が変わる、そうです。ガーデナーの方たちのお庭写真を見ると、まるでイギリスのよう…うらやましい。バラの基礎知識(樹形、花形、系統)と、バラに合わせやすい植物が勉強になりました。季節ごとの手入れの仕方も大きな写真入りでわかりやすい。美しい写真を見ているだけで癒されます。2019/04/18
Rosemary*
15
オーガニック栽培を実践されている小竹幸子さんの著書。写真を多く掲載されていてとても理解しやすい。米ぬかを使い庭の土を善玉菌が活性化させる。冬作業の前にお勉強。2013/12/08
リンゴ姫
1
前半はバラの種類や仕立て方、苗の選び方、種類別剪定の時期とやり方がある。後半は土造り。とても本格的。病害虫について、葉に被害がでる虫は捕殺しつつ、そうでない虫とは基本的に共存(写真つきで見分けられる)病気の葉でも葉が少ない時は摘まずにおいて光合成に利用するコツ。解説はうどんこ病と黒点病だけすが、オーガニック栽培をするとその他の病気が殆ど出ないそうです。善玉菌のおかげ?あとは季節ごとの作業が後半にのっています。2013/08/20
ピヨコ
0
写真がキレイだし、害虫などの虫がとても詳しく書いてありました。 とてもいい本。2013/05/24