内容説明
脳の構造と機能から、病気のメカニズムまで幅広くカバー。精密イラスト+豊富な解説。
目次
1 脳の構造と機能(脳の全体像;脳の系統発生と発達 ほか)
2 神経系の構造と機能(神経系の分類;脳神経のしくみと働き ほか)
3 脳の高次機能と活動(記憶のしくみ;学習のしくみ ほか)
4 脳の病気メカニズムと治療法(脳の検査;脳神経疾患 ほか)
著者等紹介
坂井建雄[サカイタツオ]
順天堂大学医学部解剖学・生体構造科学教授。医学博士。1978年東京大学医学部卒業後、ドイツ・ハイデルベルク大学研究員、東京大学医学部解剖学教室助手、助教授を経て1990年より現職。専門は解剖学全般
久光正[ヒサミツタダシ]
昭和大学医学部第一生理学講座教授。医学博士。1977年昭和大学医学部卒業後、昭和大学医学部第一生理学講座助手、アメリカ・ピッツバーグ大学医学部留学、昭和大学医学部第一生理学助教授などを経て、現職。日本磁気医学会会長、日本疼痛学会理事、日本生理学会評議員、日本東洋医学会理事、日本静脈学会評議員も務める。専門は神経系と免疫系の連関、東洋医学的診断・治療のメカニズムなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
3
分かりやすくまとまっていてよい本なのだが、言語聴覚士国家試験の過去問を解きながら参照してみたところ、索引があまりに貧弱なことに気が付いた。探したい言葉が索引に全くと言っていいほど載っていない。(本文では取り扱っているのに。)各ページで太字になっている個所ぐらいは索引に入れておいてほしい。中身がよいだけに惜しまれる。2018/05/28
mikeko
2
継続的に読み深めたい本です。脳の構造・機能から始まり、神経ネットワークのこと、高次機能と活動のこと、病気についてわかりやすく書かれてあります。私という記憶を持った脳が、比較的自由に使える身体を使い生き続けているおかげで、諸活動を続けられている。1人の人間そのものが発電所を持つ工場・事業所のようにも感じます。日夜、この場所で様々な業務?活動が続けられている。その中枢・司令室の脳が果たす役割はとても重要と感じます。2016/06/14
DRagonE
2
流し読み。2016/04/05
みやび
2
【購入】図表が非常に分かり易く、内容も広く浅い2014/02/13
さとちゃん
1
主治医である小児感覚器科の医師によるMRI解析結果報告が今ひとつ理解できなかったので購入したのだけど、これではカバーできないことが読了後に判明。でも、入門書としてはわかりやすくて良かったです。忘れていたことも多々あったので、再発見山盛りでした。2014/09/27