内容説明
長屋の人々、郭の世界の人々、商人、武家・大名・役人、行商人…おなじみの人々が繰り広げる滑稽噺、人情噺、百席。
目次
青菜
あくび指南
明鳥
愛宕山
あたま山
一眼国
井戸の茶碗
居残り佐平次
浮世床
浮世根問〔ほか〕
著者等紹介
秋山真志[アキヤママサシ]
昭和33年、東京生まれ。明治大学文学部仏文学専攻卒業。出版社勤務後、ノンフィクションライターとなる。平成20年、『寄席の人たち』で、第21回尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞・評論・伝記部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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a43
10
オールカラー、百席と誰の十八番か、筆者のオススメの師匠。 「仲入り」と称するコラムとページ下の「めくり」で時間のこと、長屋のこと、吉原のことなど江戸の風俗について軽く学べる。時代小説が好きな方にもオススメです。しゃばけシリーズの若旦那たちの暮らしを思い描きながら、落語動画を検索しながら、メモをとりながら、じっくり読みました。2015/03/15
あまね
3
『落語心中』を見ておさらい&勉強。知ってる話も知らない話も。見開きで話のあらすじ、解説。コラムでは江戸の風俗を紹介し、落語家の所作で何を表現しているかを写真で見せて、寄席のガイドや落語家の系図まで…。初心者には至れり尽くせりの内容となっている。ほんとは寄席に見に行くのが一番だろうけど、とりあえずCD借りてこようかな…。2017/07/05
lemon tea
3
図書館に展示してあった本。知識のない人も落語の世界が何となくわかるようになります。100の落語の話のあらすじなども紹介されていて「これ知ってる話だ!」という発見もありました。一度、寄席も体験してみたくなりました。2010/04/24
gtdana
1
古典的な落語が豊富です。落語初心者なんですが、この本とインターネットを使用するとなお、時代背景も学べました。2018/09/05