著者等紹介
ふくだとしお[フクダトシオ]
1971年大阪生まれ。大阪芸術大学工芸学科卒業。accototo(アッコトト)として絵本、デザイン、イラストレーション、絵画、壁画など様々な作品を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
173
人生は迷いの路。迷路を楽しみながら読める絵本。歩き出したら振り出しに戻ることはできないし、分かれ道は思っていた以上に多い。この世界を知れば知るほど、一日に何度も選択をして、毎日のように寄り道をして、近道なんて決してないことを教えてくれたんだ。立ち止まって野花を愛でていたいのに、次にそこを歩くときにはもう咲いていないと気づいているのに、約束の時間に追われて通り過ぎてしまう。振り向いても解決しないのに、着飾っても傷ついているのに。でもね、どんなに長い路にも行き止まりはない。出口までの歩み方は一つではないから。2023/08/19
Willie the Wildcat
53
動植物やモノなどを、人生の様々な岐路になぞらえ、”相棒”と模索。5W1Hで、常に論理的に解が見つかるとは限らないのが人生。故に不安を抱え続けながらも、歩き続けることにもなる。時に頭をかすめる短絡思考も、当然の過程。読後、2つのポイントが頭に浮かぶ。途中不安で立ち止まっても、短絡思考で少しだけズルをしても、前進し続けてることが1つ目。もう1つは、寄り添ってくれる相棒の存在。ヒトは、周囲の支えがあって生きてゆけるもの。因みに、読み終えて気付かされる迷路クイズ!そうかー、ということで"読み"直しました♪2024/12/28
まさまま
23
人生は自分で選択し修正をかけたつもりでいるが、もっと大きな流れに運ばれている気がしてならない。大通りから裏通り…せっかくだもの、知らないよりは覗いてみたい。工事中で迂回…これは新しいルートの開拓でしょ。予定はあってないようなもの。「これは行き止まりだな…」と思った時「目の前の景色と全体の景色はびっくりするほど違うのかもしれない」と考えてみよう。ゴールや答えを探すふりをして「慌てなくていい、もっと体験してから。」と内心願っていたりする。矛盾した自分、それもいい。2023/09/02
こめ
2
あしたの自分は何色の「こころ」を持っているのだろう?
学び舎くるみ
2
人生でふっと迷った時に遊んでみよう。きれいな絵が迷路になっている2010/04/14
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