一冊でわかる能ガイド―読んで、観て味わう「幽玄」の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784415304458
  • NDC分類 773
  • Cコード C2074

内容説明

葵上、阿漕、安宅、安達原など全90番、臨場感あふれる写真・あらすじ解説が満載。

目次

能への第一歩
能作品ガイド九十番(葵上;阿漕;安宅;安達原(黒塚)
海士(海人)
嵐山
一角仙人
井筒
鵜飼
善知鳥(烏頭) ほか)

著者等紹介

丸岡圭一[マルオカケイイチ]
1946年、能楽評論家・丸岡大二の長男として東京に生まれる。國學院大学文学部中退。70年、能楽書林に入社。79年、父の死去により能楽書林代表となる。観世流改定謡本、梅若謡本の製作、月刊『能楽タイムズ』や単行本の編集に携わる。『能楽タイムズ』は、2004年度の法政大学「催花賞」を受賞

吉越研[ヨシコシケン]
1957年、東京に生まれる。80年頃より故吉越立雄の助手として能楽撮影に従事。現在、朝日新聞能評欄、国立能楽堂パンフレットなどに写真を提供。薪能写真展も開催。『読んで楽しむ能・狂言ガイド』(小学館)、『能鑑賞二百一番』(淡交社)、『一冊でわかる狂言ガイド』(成美堂出版)など。日本写真家協会会員。能楽写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

11
オールカラー。身近なのは、阿智村の昼神温泉とか、名古屋能楽堂だが、いずれも行ったことはない。能舞台の構造図(13頁)は、観客席と演じ手の位置関係が素人なりにも理解できる。屋外にあった舞台の名残もあるようだ(12頁)。四番目物「阿漕(あこぎ)」は、殺生と地獄を見せる亡霊、永遠の業苦を演ずる(20頁~)。現世で悪事を働くと、来世でも成仏できないよな。〝男面〟は怨霊など(68頁~)。69頁の「痩男」はそれほど怖くはないがね(冷笑)。五番目物「殺生石」は、悪事働くも悔い改めれば極楽へ、とのこと(98頁~)。うむ。2013/07/24

nori

4
Beautiful photos. After reading this book, I have seen several title of Noh via YouTube. Even I know story, I could follow it on the play. It is still difficult for me. I wonder if Japanese caption on a board may help it like one in Verdi opera. 2013/08/18

syu

0
能と歌舞伎って関係あったりもしますが、全然雰囲気が違うなぁ。これが幽玄というやつかあ。なるほど。面の美しさにどきっとします。全体的に暗い雰囲気が少しけだるいかな。2013/06/15

左近

0
様々な能の作品について、ジャンル、舞台となっている場所、季節、登場人物、あらすじや見所などを紹介。解説コラムが充実しているし、用語事典もついているのが嬉しい。2013/01/01

どん

0
 ホントこれ1冊持ってるといいですね。能初心者としては頼りになる1冊。2012/11/21

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