目次
序章 星空と人類
第1章 ここまでわかってきた太陽系
第2章 多彩な天体に満ちた銀河系
第3章 銀河の世界と宇宙の構造
第4章 宇宙誕生ビッグバンの謎
第5章 地球外生命探査
第6章 最新観測テクノロジー
著者等紹介
沼澤茂美[ヌマザワシゲミ]
新潟県神林村生まれ。JPL日本プラネタリウムラボラトリーinc.代表取締役。天文宇宙関係のイラスト、天体写真の仕事を中心に、内外の天文雑誌、書籍の執筆、NHK天文宇宙関連番組の制作などを行う。2004年環境大臣賞を受賞する
脇屋奈々代[ワキヤナナヨ]
新潟県長岡市生まれ。京都産業大学理学部物理学科卒業後、水戸プリンス・プラネタリウム、新潟郵貯会館プラネタリウムに勤務。1985年、JPL・日本プラネタリウムラボラトリーに参入。天文雑誌や書籍の執筆、翻訳などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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powder snow
8
太陽から地球まで8光分、太陽系の半径は1~2光年、太陽から一番近い星まで4.3光年、10光年以内に星は7個しかなく(内ひとつはシリウス)20光年以内にも43個しかない。太陽系の属している銀河系(天の川銀河)の半径は5万光年、太陽系は銀河系の中心から2.8万光年のところを230光年の幅(5200万年)で上下に波打つように、2億年でやや歪んだ軌道を一周する。太陽は銀河系の中心を秒速217km、8日で1天文単位(地球から太陽までの距離)を進む。銀河系だってこんなに壮大なのに宇宙がどのくらいなんて全然想像できない2014/11/05
白義
4
宇宙の事典が宇宙の遠くからだんだん地球に近づいたのと逆に、こちらは地球からだんだん太陽系、銀河と順に解説していく構成。前著と比べると宇宙物理学や人間の宇宙探索、開発計画についての分量が多目で、イラスト、写真の多さは変わらず。二冊合わせて読むと今わかっている宇宙の輪郭がかなりわかってくると思います。分かりやすさなら宇宙の事典、広さとバランスのよさならこちらがオススメ。見ているだけで楽しいですよ2011/07/24
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
2
過去の既読本、追加。
Kesera
2
★★★★☆宇宙初心者でも入りやすいポイントからはじまり、宇宙でっかいな!果てしないな!と思っていたら、最後の方は素粒子の話になっていって、小さすぎて、頭のなかがピカソの絵みたいになることうけあい。宇宙に比べればどんなこともほんとどーでもいい話に(笑)地球も太陽もいつかは無くなってしまうけれど、その前に銀河が合体したりするらしいし、ぜひバカなことで争ってないで人類頑張って生き残って進化してくれてたらいいなー。想像も出来ない形状になってたりして(笑)半分も理解できてないけど想像膨らむステキな本でした!2014/08/21
ヤス
2
宇宙が好きだが、あまり詳しくない人向きの本。天体から宇宙物理学まで、幅広く網羅してます。写真も多く載っており、それだけでも十分、価値あり。2009/12/04