内容説明
天才科学者清水昭利の高潔な理想は、周囲の人間の欲望によって裏切られていた！そして彼が魂を削って開発した限りなく人間に近いアンドロイドもまた―。予想もしていなかった悲劇が現実であることを知った時、怒りは世間に疎い研究者だった清水を変え命を賭けた戦いへと…。渾身のヒューマンドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mimm
4
純粋すぎる故の悲劇？打開するであろう続きが気になるところです。著者様のこういう系統の作品は、個人的にかなり好きかも。2011/10/27
de sang-froid
3
SF/BL/H無。研究所勤務の清水博士（表紙）は、限りなく人間に近いアンドロイドを開発することに人生のすべてをかけている。スパイなのか、敵なのか、味方なのか、わからず最後の最後に残ったのは！？脇キャラも結構イイ感じの人たちでしたが、ちょっと物足りない感じ。2012/10/19
きょん
3
ＢＬではないし、少年ジャンプの打ち切り漫画のようなラストもどうにもおさまりが悪い。登場人物の書き込みもいまひとつで結局何が言いたいのかよくわからない。2011/02/28
紬詩
3
噂では知っておりましたが、最後が本当に「俺たちの戦いはこれからだ！」的な終わり方でちょっとびっくりしました。確かにBLと言うよりヒューマンドラマで、出版を許してくれた成美堂には拍手を送りたい。不器用ながらも人を引き込み、笑いの中にほろりと涙の樹生ワールドがよりハードに進化した感じで一気に読破しました。クリスタル文庫の廃刊で続編は難しいかもしれませんが、是非出して欲しいです。BL要素省いての続編ってのも手だと思いますよ、成美堂さん！2010/01/14
みゅうあー
3
樹生さんの新たな一面を見ました。続編希望。2009/04/14
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- 和書
- 一寸法師先生！出番です
