クリスタル文庫<br> 陰陽師葦屋道満 地の巻

クリスタル文庫
陰陽師葦屋道満 地の巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784415088273
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

攫われた少将を救い平安京を狙った盗賊の野望を潰えさせた道満達は、その盗賊と共にいた不思議な力を持つ美童が安倍晴明と名乗り宮中に出入りし始めたのを知る。道満達の不信の念をよそに通力を利し評判を上げていく晴明の思惑とは一体…?平安の都に凶星が瞬く時、星の声を聴く男は己の宿命を知る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆなほし

30
シリーズ2作目。安倍晴明と名乗る美童が都を侵略せんとするのを葦屋道満は止められるのか―。前巻からの続きで、今巻はいよいよ安倍晴明VS葦屋道満!他の小説ではもっぱら清明を正義、道満を悪として描かれる事が多い中、本作ではそれが逆転しているのが面白い。BL的濃厚さで言えば前巻の方が断然濃かった分、今巻ではそれ以外の術対決や、人間的内面に迫る内容で読み応えは衰えていない。BL作品であるという点を除いても、とても面白く良作だったシリーズ。2019/10/17

リリー

11
時は平安、1人の陰陽師を中心に巻き起こる、魑魅魍魎うごめく都での物語。BLという枠に止まらない平安ファンタジーで、陰陽師といえば安倍晴明くらいしか知らない私でも楽しめました。歌舞伎で安倍晴明のライバルとして描かれる陰陽師・蘆屋道満が主人公で、まるで映画のように繰り広げられる展開がお見事。萌えというより"読み物"を楽しみたい時に良い本だな〜と感じました☆2015/06/20

はなちゃん

7
なるほど、そう言う着地点かと感心しきり。泰然自若、なすがままあるがままを胸とする道満のキャラクターがとてもいい。前巻では危なかっしかった中将も成長して嬉しかったです。そして何よりヌイとブンに癒され涙しました。シリーズの途中で投げ出している夢枕獏さんの「陰陽師」ですが、今から読めば違う意味で楽しめそう(でも、どこまで読んだかわからん!)。BLではない読み物としてとても面白かったです。2014/02/25

ユキモリ

6
前巻の後半に姿を現した少年清明が、この巻では全体に暗い影を落とす不気味な存在になっていく。魔界も人間界も魑魅魍魎が蠢く中で、命あるものに深い愛情を持ち、人の心にこそ魔が住むと言い切る道満には友則と同じく惚れてしまう。虚しさや悲しさが漂う終盤では老犬ヌイや山王丸に涙しつつ、清明が清明になる決着の付け方に心が持っていかれた。剛さんの紡ぐ物語は何層にもなっていて幾度読んでも面白いし、道満と友則のその後の話も知りたくてたまらない。2013/08/17

こまったまこ

4
間違えて後の巻から読んでしまったので意味が分からず最初戸惑いました。こういう安倍晴明は初めてで新鮮でした。ラストは彼が気の毒で、幸せになる方法はなかったのかなと思いました。でもここから真の安倍晴明が始まるのでしょう。メインとサブのカップルがどういう経緯でくっついたのか気になるのでこれから最初の巻を読みます(苦笑)。2012/08/28

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