成美文庫
源義経

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784415070766
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

内容説明

兄頼朝の挙兵に応じて源平合戦にはなばなしく登場した源義経は、源氏の総大将として、木曽義仲を滅ぼし、平家を一ノ谷、屋島、壇ノ浦に討って、鎌倉政権の樹立に大いに貢献した。本書は、源平合戦のヒーロー源義経の生涯を、『義経記』にもとづいて描き、「判官びいき」の日本人の心の奥底にひそむ義経像を浮き彫りにする。

目次

義朝・常盤の都落ち
遮那王誕生
金売り吉次―遮那王、鞍馬を出奔
九郎義経と名のる
心の表と裏
最初の家来、伊勢三郎義盛
義経、秀衡と対面
鬼一法眼とその娘
熊野の別当、姫を掠奪
弁慶生まれる〔ほか〕

著者等紹介

土橋治重[ドバシジジュウ]
1909年山梨県生まれ。サンフランシスコ・リテラリィカレッジ中退。朝日新聞社客員。日本文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員。1993年逝去
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感想・レビュー

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猿山リム

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 丑年に牛の本を読もうと牛若丸の本を手に取る。  小説と思って購入したんだけど、義経記をベースに資料を現代語に訳して紹介しただけな感じ。  それに補足解説や現在ここを訪れてみる際の観光ガイドなんかがついている感じ。  並行して児童書版の伝記も読んだのだが、両者切り口が違い、巧いこと補足し合って読み進められた。  静御前辺りとか、こちらの本ではサラッと流してしまっていたりしているし。  小説と違い脚色は極力排していると思われるが、その分読みにくさは出てしまっている。  義経の人生をなぞるには調度良くはある。2021/01/14

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