内容説明
いい考え方ができても、自分でそれに気づかない人がいる。応用ができず、いつもゼロから考える。あなたはどうか。いい考え方を蓄積し、体系だてているか。この差は大きい。重要なのは「いい答え」より「いい答えを導く考え方」なのだ。本書で、それを一挙に身につけてほしい。
目次
1章 「とっさの知恵」は練習で出る(とにかく「早く結論を出したい」人に;「出遅れ」からのし上がりたい人に ほか)
2章 「節目の知恵」で人生を変える(今を「転機」にしなければならない人に;「新しい自分」を開拓したい人に ほか)
3章 「仕事の知恵」を劇的に増やそう(努力のわりに成果が小さい人に;戦略不足を感じる人に ほか)
4章 「オリジナルな知恵」の確立法(「数字に弱い」と思い込んでいる人に;もっと「深みのある毎日」を生きたい人に ほか)
5章 知恵を「叡智」に深めよう(時には「天才肌」になってみたい人に;誰にもない「自分の道」を見つけたい人に ほか)
著者等紹介
矢矧晴一郎[ヤハギセイイチロウ]
1929年東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、51年富士銀行に入行。外国部、調査部課長代理、業務管理部調査役を歴任。69年同行を退職、ボストン・コンサルティング・グループ本社(アメリカ)に入社。71年帰国し、同社東京支社主任研究員となる。72年日本タイムシェア常務取締に就任。80年矢矧コンサルタント株式会社を設立し代表取締役に就任。96年矢矧経営研究所を設立し現在に至る
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる@珈琲読書
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★★★★★■自分をよく知ることがあらゆる知恵の第一歩。とっさの知恵は練習で出る。節目の知恵で人生を変える。仕事の知恵を劇的に増やす。オリジナルな知恵の確立法。知恵を叡智に深める。■仕事の実力を上げる手順:①自分の仕事とは?②仕事に必要な能力は?③自分の長所に結びつくのは?④長所と結びつけた能力を伸ばす⑤短所に結びつくのは?⑥短所に結びつく能力を直す⑦能力の上昇を数値化⑧仕事の仕方を、長所短所に合わせチェックリストをつくる⑨チェックリストで仕事能力を点数化⑩仕事能力と成果の因果関係を数字で把握し成果拡大2015/11/19
やまちゃん0
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活躍のチャンスを得るには、自分を好きになり自信を持つこと、欠点がある自分を好きになり、欠点があることを認識し絶えず戒めながら向上意欲を持つことが大事だということは分かるんだけど、どうすれば自信を持つことができるのか、自分を好きになることができるのか。難しい課題だ。 「なるほど」と思える個所もあるが、全体的に、著者がこれまでにどんな大人物に出会ったか、どれだけの著書を書いたか、など自慢話に受け取れる記述が多いような気がする。2011/10/13