目次
1章 選んだ道がいちばんと信じる―あの時はなぜいつも「いいことがありそう」と感じていたのか
2章 もっと自分本位にふるまう―あの時はなぜすなおに好き嫌いで考えられたのか
3章 つまらぬ意地からオリてみる―あの時はなぜ失敗を重苦しく引きずらなかったのか
4章 仕事以外に成長点を持つ―あの時はなぜ昨日より今日がきらきらと輝いていたのか
5章 「人生はピクニック」と楽観する―あの時はなぜ次のいい考えがすぐ浮かんでいたのか
6章 人を支える幸福に気づく―あの時はなぜ人をたやすく動かせたのか
7章 心に「魔法」をかける―あの時はなぜ何もなくても幸福だったのか
著者等紹介
本多信一[ホンダシンイチ]
1941年東京生まれ。中央大学法学部卒。時事通信社勤務をへて独立、現代職業研究所を創設して個人のための人生・職業無料相談を開始。手紙も含め1万数千人の生きる手助けをしてきた。中小企業診断士として経営コンサルティングも行ない、講演や各紙誌への執筆でも活躍している
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感想・レビュー
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真
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この本を読んで憑き物が落ちたような気持ちになりました。この著者が何度も本で問いかけていた内向型人間こそ私だ…と。仕事で上手くいかず、心療内科にかかり、あげく結局は仕事を辞めさせられてしまったというかなりどん底の状態でこの本を読みました。もう何をしてもだめなのではないかと思っていたのが、なるほどそう考えればいいのか!と思えるようになりました。心沈んだ時にオススメの一冊です。2017/07/05
なうなう
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競争社会で神経をすり減らし、常に満たされぬ思いを持つ現代人は多いのではないか。高度に情報化した資本主義社会のために、われわれは他人との比較競争によってしか幸せを感じられなくはなっていないだろうか。幸せは個人の気の持ちように左右されるものだからこういった本を読んでのんびり生きようと自覚するのも大切だろう。宮沢賢治の言葉として引用されている「イツモシズカニワラッテイル」姿こそ僕の理想である。2013/04/22