内容説明
先人から伝わる、数多くのことわざ。このことわざを用いれば、人の心の動きを解説するのに、詳細な説明は要さない。たった一文のことわざが、人の心理をついていることがままあるのだ。本書では、よく知られることわざを取り上げ、一つ一つ心理学の知見を語ることを試みた。恋愛シーン、ビジネスシーン、人間関係から家族もように至るまで、その新解釈には思わずナットク!現実に当てはめてみれば、人づき合いにも大いに役立つ。
目次
恋愛&SEXの巻(逢うは別れの始め―別れの理由―男は価値観、女はセックス;以心伝心―愛の言葉ははっきり言ってほしいのが本音;イヤよイヤよも好きのうち―とはいっても、思いこみもちょっと怖い ほか)
ビジネスの巻(千里の道も一歩から―目標が近いほど、やる気もわいてくる;魚心あれば水心―好悪感情は、おたがいさま;衣鉢を継ぐ―やる気のある人ほど、教えがいもある ほか)
人間関係の巻(衣食足りて礼節を知る―自分の欲求ばかりを優先させる人は…;当たるも八卦、当たらぬも八卦―人は自分の思いこみに左右されやすい;似たもの夫婦―人は意気投合すると、なぜか似てくる ほか)
家族の巻(男やもめに蛆がわく・女やもめに花が咲く―ひとり身になった男と女、その違いは?;あまのじゃく―子供のいたずらに手を焼いたときは;親しき仲にも礼儀あり―子供に教えたいのは、守るべきルール ほか)