内容説明
為朝伝説に始まり、海洋貿易で栄えた琉球王朝。明治12年“琉球処分”で消滅するまでの王朝史の実相にせまる。
目次
第1章 創世記
第2部 黄金のとき
第3部 薩摩への服属
第4部 栄華のゆめ
第5部 受難の国
第6部 琉球王朝年表
おもな登場人物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ティス@考える豚
6
琉球史初心者でもわかりやすかったです。わからないところはwikipediaやらインターネットで調べながら読みました。沖縄の人間としては過去の琉球が薩摩や大和、諸外国から受けてきた理不尽に苛立つところです。現在も米軍基地土に還れと私は思っていますが、いつになったら米軍さんは沖縄から消えてくれるのでしょうか。グアムでも本土でも何処でもいいので、騒音も米兵も早くいなくならないかなあ。明和大津波の存在を知って自然災害は恐ろしいと深々と思いました。2011/10/02
人魚姫
0
沖縄観光に行くので、図書館で借りたが、行く前に読み終わらなくて、帰ってきてから読んだが、本に出てくる地名を見て大体どの辺りかわかったので、行ってから読んで良かった。本は、硬い感じではなく、読みやすかった。三山時代の今帰仁城跡が素晴らしかった。首里城が復活したらまた行きたい。2023/01/24
二人娘の父
0
琉球王朝を軸にした通史。ペリーは浦賀の前に琉球に来ていたなど、なんとなくしか知らなかった史実を学ぶことができた。いつか仕事でなく沖縄の歴史を辿るための旅行がしてみたい。そう強く思いました。2018/11/22