感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bluemint
2
波乱に満ちた人生。難破・無人島・捕鯨・アメリカ人の家庭と教育・ゴールドラッシュ時の金採掘・打ち首覚悟の帰朝・幕府の通訳・新航海術での船員教育・大学助教授等々。通訳になったが交渉時にアメリカに肩入れするのでは、と疑われ監視つきの仕事であり、それ故重要なところは任されず無能な武士の師弟に職を奪われた。正史にもほとんど無視されており、もっと博学の彼を活用していれば、という面が多々あった。伊豆代官江川太郎左衛門の家臣だったことを始めて知り、私の地元にも来ていたとわかりちょっとうれしい。2018/01/18
かもめ
1
1841年漂流、1843年ホイットフィールドとともにフェアーヘブンへ、1850年帰国、1860年咸臨丸で勝海舟ブルックらとともにサンフランシスコへ、1870年大山弥介、板垣退助らとともにサンフランシスコ、横断鉄道経由でフェアーヘブンへ、1898年没(72歳) 俺はフォーティーナイナーだ、と言ってホーツンを脅してはじめて日本人が外国人を逮捕するシーンに痺れた。2021/11/19
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