成美文庫<br> 真田幸村―物語と史蹟をたずねて

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成美文庫
真田幸村―物語と史蹟をたずねて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784415064307
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

内容説明

慶長20年5月7日、決戦の日、幸村は家康の本陣に突撃し、「真田日の本一のつわもの」と伝えられるほど奮戦し、ついに討死した。戦場で華々しく戦い、いさぎよく死んでいった史上数少ない日本武士道の実践者・幸村。本書は、父昌幸ほどの軍事的才能や兄信之のような政治力もなく、家康との宿命的な対決で大阪に散った当代随一の軍師の生涯を描く。

目次

信幸と幸村
沼田城の攻略
武田軍団壊滅
有為転変
上杉と北条
危険の姦人
上州所領問題おこる
上田築城
上田合戦
真田軍大勝す〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

3
副題から小説ではなさそうと思ったら、途中からは完全に小説。各章の最後に史跡の說明が入っているだけでした。あとがきにあるように史料上は信繁しかなく、幸村はないので、「幸村」は「信繁」の虚像であり、だからこそ面白く書ける。けど信繁を書いたのが本作で、大阪の陣以外は真田昌幸のおまけのようにくっついているだけで目立たない存在という史実に忠実な幸村ものでした。真田信幸の自己主張の強さが印象的でした。2017/07/11

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