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- > 成美堂(光風社出版)
内容説明
仏教を興隆し、十七条憲法、冠位十二階を定めるなど古代政治制度の根幹を築いた聖徳太子。歴史上の人物のなかで、聖徳太子ほど知名度が高く、親しまれている人物は数少ない。本書は、用明天皇の皇子として生まれ、生涯の大半を推古天皇の摂政として送り、内政、外交にめざましい業績を示しながら、常に救いを求めつづけた人間太子の魂の遍歴を描く。
目次
生い立ちの奇跡
飛鳥の天地
馬子と守屋
仏教の伝来
見殺し
暗雲
皇子暗殺
蘇我・物部合戦
絶望感
天皇弑逆〔ほか〕