内容説明
哲学の歴史、日常のギモンをイラストでたどるビジュアルガイド。
目次
第1章 「哲学」プロローグ(神;自然 ほか)
第2章 古代哲学(古代哲学;自然哲学 ほか)
第3章 中世哲学(中世哲学;教父哲学テルトゥリアヌス ほか)
第4章 近代哲学(近代哲学;ルネッサンス フィチーノ/ピコ・デラ・ミランドラ ほか)
第5章 現代哲学(現代哲学;ベルクソン ほか)
著者等紹介
坂井昭宏[サカイアキヒロ]
1943年生まれ。北海道大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、博士課程単位取得退学。現北海道大学教授
宇都宮輝夫[ウツノミヤテルオ]
1950年生まれ。北海道大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、博士課程退学。現北海道大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MINA
12
☆オッカムの剃刀…説明はなるべくシンプルに!ということらしい。スピノザの“神は自然そのもの”ていうのは一番現時点での個人的な神様の捉え方に近いのかもしれない。やはり“真理など知っても個々の人間が直面する様々な挫折や葛藤を救ってはくれない”(キルケゴール)や世界には何の心理も理想も天国も無くただ苦痛が繰り返される“永劫回帰”(ニーチェ)、正解の無い心細く不安な自由の只中にいる“人間は自由の刑に処されている”(サルトル)に強く惹かれる。入門書ばっか読んでるけど、専門書には手つけないだろうな。2018/11/02
たく
1
☆☆☆☆2021/10/13
三宮悠季
1
前書きで哲学には教科書がない、と語っていたためか教科書的な作りの本。浅く広く、時系列で並んだ思想は哲学の流れを掴むには最適な入門書。深い内容にはあまり触れないので、しっかり学びたいのならそれぞれの専門書が必要。2016/01/03
ぷないぷない
1
入門書としては、わかりやすく端折ってていい出来だと思う。再確認という意味で読むにはやや内容不足かな。2012/09/26
shilo
1
やさしいという名の解説書は数あれど、これは当たり本だった。哲学者やトピックを見開きで区切り、説明もシンプルかつ飲み込みやすい。イラストつきで抽象的な概念もわかりやすくなっている。詳しく調べてみると決して正確でないと見える説明もあったがそれでも入門書として素晴らしい一冊。2011/11/25