内容説明
本書では「難しい」といわれる国の年金制度のしくみを理解するためのポイントをわかりやすく整理するとともに、早見表等を用いて大まかな金額を自分で試算する方法を紹介。また、定年後の再就職をめざす人のために、雇用保険のしくみと、再就職後の給与と年金(いわゆる在職老齢年金)の調整方法、再就職先での社会保険加入基準、賃金・労働時間・休暇・解雇などについて、さらに、だれにも共通する医療保険、税金などの事柄について、ポイント整理のかたちでわかりやすく説明した。2004年の年金改革に完全対応。
目次
第1章 定年前のチェック事項
第2章 定年後の一時収入―雇用保険
第3章 老後の家計の支え―年金
第4章 働きながら受ける年金―在職老齢年金
第5章 病気やケガから身を守る―健康保険
第6章 定年後再就職するときの留意点
第7章 定年前後の税金の基礎知識
著者等紹介
板垣勝幸[イタガキカツユキ]
昭和18年北海道生まれ。41年拓殖大学商学部卒業。近代労働研究会入社。人事・労務問題の雑誌編集担当、社員研修講師、賃金コンサルタント、年金相談。現在、板垣社会保険労務士事務所人事システム研究所所長。日本労務学会会員
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