目次
第１章 老いの医学（老いとは何か；臨床経験からみた「老い」の諸相；老いの姿）
第２章 生命と老い（分子生物学からみた老い；老化と免疫系―スーパー人間の崩壊）
第３章 心と老い（老いの心―精神の老化；老人になること）
第４章 文明と老い（メタファーとしての老い）
第５章 社会と老い（若さ信仰と現代；家族の社会化と老いの行方；老いの価値；男性の老い、女性の老い；高齢者と生涯学習）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
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退職された方にいただいた本。「老い」は個人に対しても集団中でも当たり前なみられる現象だけど、専門分野が違えば捉え方も異なるんだなと勉強になった。今昔物語など古典も出てくるけれど、もっと文学や文化人類学の観点から事象を捉えられるようになりたいと思う。特に、検査データや数値上の老化だけでなく、自己認識や社会活動面から捉えることに、この本を読んで惹かれた。2023/11/20
