内容説明
この本を出版する目的は、ケースワークにおける援助関係を全体として、あるいは分解して、説明し、定義し、そして分析することである。
目次
第1部 ケースワークにおける援助関係の本質(援助関係を形成する目的;援助関係における態度と情緒;情緒と態度による力動的な相互作用;援助関係を形成する七つの原則)
第2部 援助関係を形成する諸原則(クライエントを個人として捉える(個別化)
クライエントの感情表現を大切にする(意図的な感情の表出)
援助者は自分の感情を自覚して吟味する(統制された情緒的関与)
受けとめる(受容) ほか)
著者等紹介
バイステック,フェリックス・P.[バイステック,フェリックスP.][Biestek,Felix P.]
1912年生まれ。Reverend(神父・司祭)。Society of Jesus(イエズス会)。PSW、博士(ソーシャルワーク)
尾崎新[オザキアラタ]
1948年生まれ。1970年上智大学文学部社会福祉学科卒業。精神神経科秋川病院、東京都精神医学総合研究所、日本社会事業大学などを経て、立教大学コミュニティ福祉学部教授(臨床福祉原論などを担当)。東京大学・博士(保健学)
福田俊子[フクダトシコ]
1964年生まれ。1987年明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。1989年明治学院大学大学院社会学研究科修了。社会福祉法人東京弘済園、日本社会事業大学を経て、聖隷クリストファー大学社会福祉学部助教授
原田和幸[ハラダカズユキ]
1966年生まれ。1988年文教大学人間科学部人間科学科心理学専修卒業。1990年鳴門教育大学大学院学校教育研究科修士課程・障害児教育専攻修了。社会福祉法人嬉泉、日本社会事業大学を経て、田園調布学園大学人間福祉学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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