子ども・子育て支援制度を読み解く―その全体像と今後の課題

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子ども・子育て支援制度を読み解く―その全体像と今後の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414601558
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3036

出版社内容情報

子ども・子育て支援新制度の策定過程に関わってきた著者ならではの視点で、制度の意義・目的をどう捉え、どこに注意すべきかを示す

子ども家庭福祉・保育行政担当者、保育・幼稚園現場向けに、新制度の全体像を示しつつ、自治体として何処に焦点を当てるべきか、現場ではどう対応するべきかなどを解説。制度の策定過程に各種委員会の委員長として関わってきた著者だからこそ語れる、制度の意義・目的、目指している未来像を提示する。

第1章 子ども・子育て支援制度の概要
 1 新たな子ども・子育て支援の仕組み
 2 新制度検討の背景と目的
 3 基本構造
 4 給付の全体像
 5 幼保連携型認定こども園
 6 保育の利用方式――公的契約
 7 費用ならびに 利用料負担等
 8 従事者の資質向上
 9 財政負担、所管
 10 今後の方向と検討課題 

第2章 子ども・子育て支援制度と保育
 1 認可保育所
 2 認定こども園
 3 地域型保育事業
 4 地域子ども・子育て支援事業における保育関連事業
 5 認可外保育サービス
 6 公定価格について
 7 保育サービスの課題と克服方策  

第3章 幼保連携型認定こども園教育・保育要領を読み解く
 1 幼保連携型認定こども園教育・保育要領の策定
 2 幼保連携型認定こども園教育・保育要領の位置付け構造
 3 教育・保育要領の基本的考え方ならびに構成
 4 教育・保育要領の概要
 5 幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説
 6 「保育」と「教育」の用語について
 7 教育・保育の実践に関わるいくつかのコメント
 おわりに  

第4章 子ども・子育て支援制度と地域子育て支援
 第1節 地域における子育て支援
  1 地域における子育て支援の意義
  2 地域における子育て支援活動の類型  
 第2節 子育て支援事業
  1 子育て支援事業の制度化
  2 地域子ども・子育て支援サービス
  3 子育て支援サービスの理念  

第5章 利用者支援事業
 1 利用者支援事業創設の経緯と検討
 2 利用者支援事業の先行事例、調査研究
 3 利用者支援事業と関係機関との協働・連携
 4 利用者支援事業の今後の展開に向けて
 おわりに

第6章 放課後児童健全育成事業
 第1節 子ども・子育て支援制度と放課後児童クラブ
  1 放課後児童クラブの課題
  2 放課後児童クラブの課題への対応
  3 放課後児童クラブの充実のために
  4 子ども・子育て支援制度と放課後児童クラブの基準
  5 放課後子ども総合プランと少子化社会対策大綱
  6 放課後児童支援員の認定資格研修等
  7 放課後児童クラブ運営指針の策定と資質向上  
 第2節 放課後児童クラブ運営指針の策定の背景と意義
  1 放課後児童クラブ運営指針策定の経緯
  2 運営指針の意義と内容の特徴
  3 運営指針の構成及び各章の概要
  4 運営指針の留意事項
  5 放課後児童クラブの今後のあり方をめぐって  

第7章 子ども・子育て支援制度と社会的養護
 1 社会的養護とは
 2 子ども虐待防止制度
 3 社会的養護の歴史的経緯
 4 社会的養護の課題
 5 社会的養護改革の動向
 6 改革の実現に向けて――家庭的養護推進計画とその実現
 7 社会的養護運営の新たな理念
 8 社会的養護の養育論
 9 社会的養護実践の課題と克服に向けて

第8章 子ども・子育て支援制度と障害児支援
 1 障害児童福祉の動向
 2 新しい障害者福祉の理念
 3 障害児童福祉の課題
 4 障害児支援制度と深く関連する子ども・子育て支援制度創設の概要
 5 子ども・子育て支援法に基づく基本指針と、障害者総合支援法に基づく基本指針における、障害児支援記載事項
 6 障害児支援のあり方に関する検討会報告書の概要
 7 難病児童に対する医療福祉サービス
 8 今後の障害児支援施策のあり方

第9章 子ども・子育て支援制度の意義と今後の課題
 1 子ども・子育て支援制度創設の経緯
 2 子ども・子育て支援制度の意義
 3子ども・子育て支援制度と社会づくり、人づくり
 4 子ども・子育て支援新制度の今後の課題とその克服に向けて
 おわりに――これからの子ども家庭福祉の座標軸

【著者紹介】
淑徳大学総合福祉学部教授・同大学院教授、日本子ども家庭総合研究所子ども家庭政策研究担当部長、臨床心理士。

目次

第1章 子ども・子育て支援制度の概要
第2章 子ども・子育て支援制度と保育
第3章 幼保連携型認定こども園教育・保育要領を読み解く
第4章 子ども・子育て支援制度と地域子育て支援
第5章 利用者支援事業
第6章 放課後児童健全育成事業
第7章 子ども・子育て支援制度と社会的養護
第8章 子ども・子育て支援制度と障害児支援
第9章 子ども・子育て支援制度の意義と今後の課題

著者等紹介

柏女霊峰[カシワメレイホウ]
1952年福岡県生まれ。1976年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1976~86年千葉県児童相談所心理判定員。1986~94年厚生省児童家庭局企画課(’91年4月より児童福祉専門官)。1994年淑徳大学社会学部助教授。現在、淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科教授・同大学院教授。臨床心理士。子ども・子育て会議委員、社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会委員長、東京都児童福祉審議会副会長、東京都子供・子育て会議会長、流山市子ども・子育て会議会長、石川県顧問、浦安市専門委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

16
基本的に新制度の解説書です。概要、保育、幼保連携型こども園、地域子育て支援、放課後児童健全育成事業、社会的養護、障害児支援について幅広く解説されています。著者は、この制度によって社会的包摂と共生の社会が築かれると述べています。また、介護保険、障害者自立支援制度に次いで子ども分野でも給付制度がつくられ、社会保障全体にとって前身であるという認識を示しています。しかし、なぜ社会的包摂や共生社会が、利用契約制度に基づく制度を作ることで生まれるのか読み取ることはできませんでした。2016/02/12

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